メールマガジン バックナンバー

1947号 2019年6月18日

「100年カレンダー」を購入して感じた、3つの心理的変化

(本日のお話 1890字/読了時間3分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は研修講師仲間と、研修企画の作成。

ならびに夜からは、News Picksアカデミアの、
『事業を成長に導くマーケティング戦略』というゼミの参加の最終日でした。

今まで「マーケティング」という言葉が、
一体何を意味するのかすら、考えてきませんでしたが、
少しだけその入口がわかったような気がします。

最後のプレゼンで私自身のビジネスのことも発表しましたが、

「メルマガだけではなく、動画(YouTube)をやることがおすすめ!」
 (今が最後のチャンスかも)

と多くのマーケターから言われてしまった(?)ので、
真面目に考えてみよう、と思いました。

もしやる時は、このメルマガでも、
お知らせさせていただきます。

恥ずかしいのですが、、、(汗)



さて、本日のお話です。

先日『100年カレンダー』というものを購入し、
そして今、自分のデスクの前に貼っています。

これがなかなか効果的。
人生を考えさせられる一品となっています。

今日はこの『100年カレンダー』というツールの効能について、
皆さまにご共有させていただきたいと思います。


タイトルは、


【「100年カレンダー」を購入して感じた、3つの心理的変化】


それでは、どうぞ。


■『100年カレンダー』。
https://my100years.jp/

この100年カレンダーの販売会社のホームページには、


「Time is life itself」(時間とは人生そのもの)


という言葉が、そのページの中心に、
凛として佇んでいます。

しかし、よく言われるように、
人に平等に与えられているのは「時間」。

その長短はありこそすれ、
「時間」をどのように使うかが、
「人生をどのように生きるのか」を表すのでしょう。


■そんな、100年カレンダー。
ふとしたきっかけで、私も買ってみることにしました。

「自分の生まれ年」のカレンダーが売っているので、
それを選んで購入します。


実際に届いてみると、大きさは、
新聞を拡げたサイズをもう一回り大きくしたくらい。

そこに、100年分の365日の日付が、
所狭しと、びっしりと並んでいます。

それを自分のデスクの正面の壁に、
ででんと貼ってみるのです。


■貼ってみて、しばらく眺めていると、
大きく3つの思考が巡ってきました。

1つは、「人生意外に長いな」ということ。
(50歳でも、まだ半分なのです)

2つ目は、「人生はどこかで、必ず終わる」という事実。

3つ目は(コレが一番強い気持ちでした)は

【この年齢の、この瞬間は、今しかない】

という感覚でした。


■例えば、今私は37歳です。

妻と2人でいて、
時間も自由に使えるし、
ありがたいことに両親も健在。

更にありがたいことに、母方の祖父母も健在で、
周りにはランニングを含め、
自分に刺激を与えてくれる仲間もいます。

仕事でご縁を頂いた方とも、
これまたありがたい繋がりを保たせていただいています。


、、、でも、この「今」は、
きっと、ずっとは続かないのだろうな、

この『100年カレンダー』を眺めていると、
同時にそんなことも感じてしまうのです。

自然と、想像力が動き出すのです。


■37歳の今から、10センチ右の3年後。

2022年。

ここに目を移せば、今と違う自分のステージがある。
家庭の状況も変わっているだろうし、
友人との関係も変わっているかもしれない。

取引先の方々のポジションや役割も変わっているかもしれないし、

あるいは、自分の仕事の範囲や責任も、
大きく変わっているかもしれない。

時間も今ほど自由に、使えなくなっているかもしれない。

そんな想像が働きます。



あるいは、一段上に上がって、
57歳(2039年)を考えると、また想像力が働きます。

テクノロジー、医療、AI、、、
「シンギュラリティ(人工知能が全人類を越える)」なるものの後ですから、
世界は全く違う様子を醸し出しているのだろう、と思います。

きっと、今ある仕事も、
しばしば言われるように半分以上ないかもしれない。

ではその時に、自分は何をしていたいのか、
どんな仕事で、どんな影響を与えて、
どんなことを成し遂げていたいのか。

、、、そんな想像が、
『100年カレンダー』を眺めていると、
掻き立てられてくるのです。


■そして改めて思うのです。

『この年齢の、この瞬間は今しかない』

という事実、そしてだからこそそれが、
「今日1日を良いものにしよう」
という内なる決意につながっているように感じるのです。



人の心理とは、

「限りあるものだからこそ、価値を感じる」

ものだと思います。

人生がずっと続くと思いがちかもしれませんが、
それは改めて有限であるもの。

残された時間は、人によってまちまちでしょうし、
100年カレンダーを見て思うことも、
きっと人によって違うのでしょう。

でも、その「限り」を見つめるからこそ、
見えてくる視点があると思います。

、、、ということで、ご興味がある方はぜひ、
購入してみてはいかがでしょうか。

100年を「俯瞰」して、
自分がどこに立っているのかを見るだけ、
色々と考えることがあるものです。


最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>

今から20年後、
あなたはやったことよりもやらなかったことに失望する。
ゆえに、綱を解き放て。安全な港から船を出せ。

マーク・トウェイン(米国の小説家)
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