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2134号 2019年12月25日

スパルタ英語塾の先生の「真剣なあり方」から学ぶもの

(本日のお話 1590字/読了時間2分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は2件の個別コーチング。
ならびに英語塾への参加でした。

また今日はクリスマス!ですね。

昨晩はクリスマスイブということで、
「カニ」を買って帰りました

チキンではなくカニでも
食卓にクリスマスソングを流すと、
クリスマスっぽさが溢れます。



さて、本日のお話です。

今日のテーマは、


【スパルタ英語塾の先生の「真剣なあり方」から学ぶもの】


それでは、どうぞ。



■2ヶ月ほど前から、
『NCC総合英語学院』という、

別名「スパルタ英語塾」

に通っております。

そこでは、

月曜日 ネイティブ講師(2時間)
火曜日 日本人講師(3時間)

という二つクラスがあります。


日本人講師のクラスは、
文法などを中心に瞬間英作文を作りまくり、

ネイティブ講師の先生は
もうちょっとリアルな対話をする、

という内容。

でも、改めて英語の勉強とは、
なんとも、地味なものです。

(サザエさんの漫画をみて、
 どんなストーリーか英語でいってみましょう、とか
 ひたすら、未来完了を練習する、とか)


■そして授業を受ける中で、

先生のタイプには違いがあり、
特に以下のような”違い”を感じていました。


・日本人講師 = 若い女性講師。真面目で真剣。

・ネイティブ講師 = アメリカ人。陽気な雰囲気。


です。

結論からすると、

「真面目で真剣」

がある、日本人講師の先生バンザイ!

というイメージです。


■日本人講師の女性の先生のスタンス。

それは、

『生徒への興味』&『迫り続ける姿勢』

です。


基本的に授業のカリキュラムは、
最初から最後までがっつり決められており、
ある意味「台本」のようなものがあります。

その内容をひたすら3時間やります。


■ちょっと乱暴にいえば、
内容としては、プログラムに沿ってしまえば、

「だれでも同じ」

なのかもしれない。

しかし、その先生は、
陽気なネイティブの講師にはない、

「真剣なあり方」

が伝わってくるのです。


■例えば、急に当てられて、答えれないと


「皆さん、順番通り当てていますが、
 全ての質問は自分に問われていると思ってください。
 8人でも10人でも、20人でも同じです」


と、生徒に言いづらそうにしながらも迫ったり、
(言いづらそうにしながら、というところがイイ)

あるいは、


「宿題もまだまだの方もいます。
 もっと早くできるはずです。頑張りましょう」


とクオリティを求めたり、


「紀藤さん、目標への進捗はいかがですか?
 年末年始は勉強できそうですか?」


と勉強を迫ってきたり。


■このクラスは1クラス10人くらいの生徒で
間にある10分の休憩と、終わった後の時間では、
フォローすることも難しい。

しかし、短時間でも、
その生徒の”成長”に向き合おうとする「真剣さ」。


生徒はお客様であり、

「よくやっていますね」

といった方が
良いかもしれないところに、


『生徒が真に望むことは英語力の向上である』


ということを片時もぶらさず、
生徒と相対する。

この「真剣なる」姿勢が、
非常にやる気にさせてくれるのだろう、

そんなことを思ったのです。



■正直なところ、
(私の担当の)ネイティブ講師にはあまりそのスタンスがなく、
「楽しくやろうぜ」という雰囲気なのですが、

そうすると、
その場は楽しくても、
帰って宿題しようという気にはならないもの。

何となく、
やる気が盛り上がらない感じもします。


■これらのことから思うことは、


『「真剣なあり方」こそが、我々に影響を与える』


ということ。


英語塾でも、
部下上司の関係でも、
講師と受講生でも、
営業とクライアントでも、
医者と患者でも、


あらゆる人と人の関係では、
何か見えないものがあります。

そして、その「真剣なあり方」が
信頼、やる気など引き出してくれるのでしょう。


■人を動かすには、
相手の望むことを真摯に考え、
気を入れて、真摯に迫ること。

精神論のようですが、
そこに尽きると思っています。


皆さまは、仕事の役割において、
「真剣なあり方」がどれくらい周りに
伝わっていますでしょうか?

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<本日の名言>

普通の人々より英雄が勇敢なわけではない。
ただ彼は5分間長く勇敢だっただけだ。

ラルフ・ワルド・エマーソン

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