メールマガジン バックナンバー

2224号 2020年3月23日

言葉を超える、ジェスチャーの威力

(本日のお話 1605字/読了時間2分)


■こんにちは。紀藤です。

昨日は、友人の会社とそのメンバーの方に
「システムコーチング®」のワークの実施でした。

今日はこのコーチングを通じて感じた
「他者をより深く理解するコミュニケーション方法」
について、思うところを
お伝えさせていただければと思います。


タイトルは


【言葉を超える、ジェスチャーの威力】


それでは、どうぞ。



■「言葉」。

これは、本当に奥深いツールです。

人は言葉があるから思考ができるし、
気持ちを伝え合うことができます。

でも、同時に実は、深いゆえ
”使いこなすことがとても難しい”
とも思っております。



■思い出すこと約2ヶ月前、
カナダへコーチングの研修を受講しに行きました。

もちろん英語なのですが、
私は英語があまりできないので、
小学生・高学年程度の言語表現で
現地に挑みました。

皆、良い方だったので
気持ちよく接していただけましたが
今思うと、「大人と子供」のような違いを感じながら
話をしていたな、、、と思い返されます。

それは、いくら深く考えていても、
その深い思考を言葉にして伝えることができないから、
でした。

だから、当然相手にも
チープな考えや、感情表現でしか
相手に伝えることができないので、
話が深まることはありませんでした。

そして、この歯がゆさは、
言葉に頼りがちな自分にとって、
なんとも言えないものでした。



■「言葉」のボキャブラリーが少ないということ、

例えるなら、

”色鮮やかなのに儚げな
夜の空と溶ける夕焼けの空の色”

を描きたいのに、

手元にある材料が、
黄色と赤と緑の3色クレヨンしかないようなイメージ。

自分の感情を表現するなら
美大生の油絵セットくらいほしいのに
それがないから、表現できない、

みたいな歯がゆさがあります。



■人生経験を経ると
幅広い感情を味わえるようになり
描きたい心象風景も拡がっていきます。

しかし、「言葉の表現」には限度があります。

「日常的な言葉を使う人」とか
「小説家などで言葉使いのプロ」は
伝えたい思いを鮮明に適切な言葉の組み合わせで表現し、
伝えることができますが、一般の人には
それはなかなかハードルが高いこと。

ゆえに、自分の心象風景は
相手に伝えきることはできないし、

同時に相手の心象風景も
完全に理解しきることは難しいのです。



■では、そんな中、
自分と相手が相互の気持ちを理解し合うために
どんなコミュニケーションの工夫ができるのか?

言葉を超えた、どんな技法があるのか?


、、、このことを考えた時に
一つの方法として、


『ジェスチャー』

という素晴らしい方法をお勧めしたい。

そのようにシステムコーチング®を通じて、
ひしと感じております。



■言葉が二次元の表現だとすると
身体表現であるジェスチャーは3次元。

そこには言葉以上に、
奥深いイメージが隠れています。

ゆえに、「身体表現」を使うと
「言葉」にする前のイメージを
そのまま相手に共有することができます。

ゆえに、言葉を超えた
違った理解を得ることができます。



■一つの例ですが
私は、長く、何度も会話している妻と
お互いのことを理解する上で

「ジェスチャーを使ってお互いの内的世界を表現する」

という(なんともマニアックな)
コミュニケーションを行ったことがあります。

私が生きている世界は、
ジェスチャーで表すと、
前のめりで松岡修造的なガッツポーズをしながら

「昨日の自分に勝つぞー!!」
「自分に負けない!!」

みたいな姿になりました。
私の内的世界では

”アスリートみたいに
昨日の自分を越えていくことが美徳とされている世界”

だったのです。
(良いか悪いかはおいておいて)



■一方、妻の生きている世界は、
両手を広げて、

”ああ、お日様あったかい”、

みたいな世界でした。

「皆がニコニコしていて
 日向ぼっこしながら
 自然と共に緩やかに過ぎていく世界」

妻の世界では、そんな情景にこそ
価値があるという違いがわかりました。
(良いか悪いかはおいておいて)



■自分の内的な世界を
言葉を超えた表現手法を持つもの

『ジェスチャー』

等を通じて共有することで
もっと深い世界を共有し合うことができた、

という一つの例です。



■以前メルマガで

『”言ったことが伝わらない理由”を、「コミュニケーションの方程式」から紐解いてみる』
https://www.courage-sapuri.jp/news/communication-equation/

というお話をしたことがありましたが、
その話と同様、言葉には限界があります。


もしこの「言葉の限界」を越え
お互いのことを理解しようとするのであれば
その怒り、喜び、大切にしたい世界観を


『ジェスチャー』


として伝えること。

これも1つの技法となりえること、
言葉による論理や理屈だけでなく
一人ひとりには深い世界が拡がっている。

そんなことを知っておくと、
また一つ、コミュニケーションを
深める機会になりえるかと思います。



■ただ、若干マニアックな(?)技法なので、
ご興味がある方は

「システムコーチング®」
(CRRグローバルジャパン)

で検索して、探してみてください。
結構面白いですよ。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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<本日の名言>

負い方一つで重荷も軽い。
見えにくいものでも、視点を変えれば見えてくる。
難しいことでも、方法を変えれば解決する。

ヘンリー・フィールディング(イギリスの劇作家/1707-1754)

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