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2227号 2020年3月26日

不安を減らすための方法は「時間軸を俯瞰してみる」こと

(本日のお話 1790字/読了時間2分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は、2件のアポイント。
また、新入社員向けの
研修プログラムのデモセッションの参加。

ならびに、夜からは11キロのランニング。
その後、お風呂に入って、その後システムコーチングの
オンライントレーニングでした。

1つのことに没頭する1日もいいけれども、
幕の内弁当みたいに、色々やってみる1日も贅沢だなー、
と思いました。





さて、本日のお話です。

コロナ問題で不安が募ってきているこの頃。

不安の感じ方は、人それぞれだと思いますが、
私も何だかんだ気持ちに影響を受けており、
思考が内へ内へと向いているようです。

(外に出て、人と会いまくる!=エネルギーチャージ
 ができていないので、、、)


そんな中、昨晩
「不安を減らすこと」について
ランニングをしながら考えました。

抽象的な話ではありますが、
なにかの参考になればということで
皆様にご共有させていただければと思います。


タイトルは、



【不安を減らすための方法は「時間軸を俯瞰してみる」こと】



それでは、どうぞ。






■今は不安だらけの世界が、
目の前に迫っております。

人は情報、雰囲気に影響受けるので、
こういった状況では、不安を感じることも避けられません。

どれだけポジティブでも
やっぱりこういうときには、
「そこはかとない不安」が顔を出すということ、
やっぱりあるよなあ、、、と思っております。



■ちなみに私の話で恐縮ですが
特に起業してからというもの、
常に「不安感」と共に生きております。

それは必ずしも悪いものではないのですが
事実として、

・もし自分が倒れたらどうするか
・もし身内に大きな不幸があったらどうするか
・もし自分が事故や、重度の障害などが起こったらどうするか
・もし重要なクライアントを失ったらどうするか
・もし大規模な災害が起こったらどうするか

、、、という言語は常に
頭の中で回るようになりました。


もし上記の事が起これば、
今の自分には保証してくれる会社はありませんので、

当然「もしものリスク」は
以前よりも考えるようになりました。
(特に私はビビリなので、、、)


■そんなタイミングは
季節性の花粉症みたいに
時折、顔を出し

「不安をなくすためにどうすればよいか?」

という問いが自分の中に生まれ
頭の中でぐるぐると回ります。

、、、しかし、いつもどれだけ考えても、
その果てにたどり着く結論は同じ。


その「結論」とは、結局、


『誰かに感謝される自分になれるよう
 ひたすら自分を磨く』


しかない、と考え至るのです。
(予想外でもなんでもないです話ですね)



■話は少し変わりますが、
昨日こんな話がSNSでシェアされていました。


『新型コロナウイルス:ビル・ゲイツ氏からのオープンレター
 ーBeautiful open letter from Bill Gatesー』
詳しくは→https://note.com/rosauchima/n/nab1a52924efd


この記事はビルゲイツ氏の
「今回の新型コロナウイルスに関する見解」が
抽象度は高く書かれており、

この一連の問題は

・国境越えたつながりの大切さを思い出す機会である、
・家族との関係を見直す機会である
・唯物論的な物の見方を考える機会である、

という投げかけとして語られていました。
(詳しくは読んでみてください)



■価値観の問題なので
全員賛同するとは思いませんが、
(少なくとも私は)ビル・ゲイツ氏の語る世界観は

”他者や世界との繋がりを示している”

と感じました。

あまり普段あえて考えませんが、
「自分は自分1人でなく、
 誰かとの関係性の中で生きている」

ことは事実であり、その文脈で

『どんな形であれ、
 誰かを喜ばせたり、感謝されたり、
 助けたり、勇気づけたり、など貢献すること』

は、結果的に自分に返ってくるものであろうと
(少なくとも私は)思います。



■そんな前提に立ったとき、
今のように”立ち止まる機会”というのは、

「自分が何に役立てるのか」

を考える機会とも言えるし、

「自分が今何を学び、
 何に時間を投資するのか」

を探求するチャンスともいえます。

何に投資するかイメージできていて
でも時間がない人がいるならば、
ここぞとばかりにやりまくるチャンスにもなります。



■かの有名な渋沢栄一氏は

「四十、五十は洟垂れ(はなたれ)小僧
 六十、七十は働き盛り
 九十になって迎えが来たら
 百まで待てと追い返せ」

と語りました。


人生100年時代といいますが、

「時間軸を俯瞰してみたとき」に、
人生はこれからも続きますし、
「ショック」と呼ばれる状態は必ず過ぎ去っていきます。

1年とか短い時間で不安を感じることは、
「時間軸を5年、10年、20年と変えると
 全く違うものに見えるもの」です。

ゆえに、この機会を

”この立ち止まり、考え、
 深く掘る素晴らしい時間だった”
と言えるよう、今できる事を考え、
動き続けていきたいものだ、

そのように思う次第です。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。


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<本日の名言>

私は現実をしっかりと見据えた理想主義者でありたい。

ロバート・ケネディ(米国の大統領/1917-1963)

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