メールマガジン バックナンバー

2463号 2020年11月18日

学びを短期間で一気に深め、尖らせるための3つの仕組み

(本日のお話 2152字/読了時間3分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は2件の個別コーチング。
また3件のアポイント。
夜からはシステムコーチングの打ち合わせでした。



さて、本日のお話です。

ここ最近、「コーチング」についての
メルマガを書かせていただいておりました。

この3週間くらいで、今まで使ってきた
「コーチング」についての知識が
一気に深められております。

今日は、

「学びを深め、尖らせる方法」

について、

私なりの仕組みを3つ、
皆さまにご紹介させていただければと思います。

正解というわけではないですが
皆さまのご参考になれば幸いです。


それでは、早速まいりましょう。

タイトルは、


【学びを短期間で一気に深め、尖らせるための3つの仕組み】


それでは、どうぞ。




■「学ぶために教える」。


『7つの習慣』の著者
スティーブン・R・コヴィー博士が語った、
学ぶための秘訣です。


”人に教えることが一番の学びになる”


これは、学びの原則の一つである、
としみじみ感じます。



■私ごとではありますが、
私(紀藤)の場合、実は

学ぶことそのものが大好き

というわけではありません。

(こんな風にメルマガ書いておりますが、、、)


好きな人は年がら年中、
本を読んだり新しい知識を
手に入れているけれども、

私はメルマガで書いていて
その習慣があるから、仕方なく(?)
ネタ集めでやっていたりします。


好き嫌いはともかくとして、
学び続けることは、とても大事なこと。

ゆえに、

”自分を学び続ける仕組みの中に
常に置いておくようにする”

ことを心がけています。
これは、メルマガも仕組みのひとつですが、
それ以外にもあるのです。



■例えば、最近の
「コーチング」について。


この1ヶ月は、まさしく

「コーチングの学びを尖らせる期間」

でした。


そして、
コーチングをいかにして短期間で
知識・経験共に尖らせるか?

を意図して、仕組みを作ることで
そんなに賢くもない自分ですが、
この領域について実に深めることができた、

と感じております。


そしてそれは、

「学びを短期間で深めるための仕組み」

として皆さまも同様、
使えるものではなかろうか、

と思っております。

(合う合わないはあると思いますけれど)



■では、具体的にどのような仕組みで、

「学びを短期間で深める」

ことができるのでしょうか?



私のコーチングの学びの一例として
以下、ご紹介させていただきます。

まず、大前提は、


【人を巻き込み、プロジェクト化する】


ことです。


今回で言えば、
「200人のコーチング研修」がゴール。

そこを山頂にして、
「学びの仕組み」を整えることをしました。


全てのアクションが意味を持ち、
かつ一石三鳥になり、
相互に影響を与え合うシステムとして
組み上げることが「仕組みづくり」です。

それによって、自分の日々の
「時間対効果」が劇的に高まるように、
かつ楽しめるように工夫をするのです。


こんなイメージです。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『コーチングの学びを深める仕組みづくり(例)』

前提:【人を巻き込み、プロジェクト化する】
(※今回は「コーチング200名研修」)


<仕組み1> リハーサルの場を設ける

… 身内のお世話になっている人限定で
コーチング研修の開催をしました。
そこでフィードバックをいただく形にしました。

メリット1)お世話になっている方に学びの機会も提供できる
メリット2)参加費をいただくので仕事にもなる
メリット3)フィードバックをいただけるのでコンテンツが洗練される

一石三鳥です。


<仕組み2> メルマガで学びを書き連ねる

… コーチングについて、改めて整理をする上で
20日に渡って、コーチングの世界を”言語化”しました。
そうすることで、様々なメリットがあります。

メリット1)学びを改めて言語化することで自分の理解が深まる
メリット2)研修の際の、コーチングの事例が整理される
メリット3)20日書いたメルマガは、コンテンツになる

一石三鳥です。


<仕組み3> プロジェクトチームを作る

… 今回、信頼するコーチ仲間とともに、
毎晩のように打ち合わせをしました。
人は、共に目指すプロジェクトがあるからこそ、
深い繋がりを得られるものです。
また他にもメリットがあります。

メリット1)プロジェクトを通じて、仲間との信頼が深まる
メリット2)人を巻き込むことで先延ばしがなくなる
メリット3)誰かとアイデアを融合させることで質が高まる

一石三鳥です。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

というイメージ。

そして、仕組み1〜3も
それぞれ影響し合っていきます。

そうすることで
一挙手一投足に無駄がなく、

「コーチングの学びを体系的に整理する」

ことに繋がっていきます。

加えて、言えば、この間、
私自身約30名の個別コーチングを
行ってまいりましたので、
私自身の実践にも役立ちます。



■つまり、まとめると

【人を巻き込み、プロジェクト化する】

ことでゴールを決め、
そこに向けて仕組みを整えることで

ゴキゲンかつ快適に
「学びを短期間で深める」
ことができる、というお話です。


そして、このパターン。

実は私は、新しい研修をやる際、

「自分が学びを深める際の、王道のパターン」

となっています。

このことを自覚しているから
そこに近づけることができる、

と感じています。



■もちろん、
このパターンは私(紀藤)の一事例。

人によって機能しやすい、しづらい、
というものがあるかと思います。


ただ、誰でも

「自分の勝ちやすいパターン」

はあるはずですし、

まずはそこに自覚的になることが
とても重要だと思うのです。

そうすれば後は、
仕組みが自分を押し上げてくれるのでしょう。



■そして、最後に。

でも、一番大事なのは、
そのようなプロジェクトの機会が
そもそもいただけること。

これは、その機会に巡り会えるように
自分自身を日々鍛錬することはもちろん、

そのご縁をいただいたことに
心から感謝をするのが大事であろう、

と私自身、改めて
噛み締めている次第です。

皆さまに、改めて感謝です。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>

成果を上げる人と上げない人の差は、才能ではない。
いくつかの習慣的な姿勢と、
基本的な方法を身につけているかどうかの問題である。

ピーター・ドラッカー(オーストリアの経営学者/1909-2005)

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