メールマガジン バックナンバー

2585号 2021年3月19日

「あの人と上手く行かない」を解決するには、”無意識のコミュニケーションのパターン”を自覚すべし

(本日のお話 1514字/読了時間2分)

■おはようございます。紀藤です。

昨日は某事業部様への
システムコーチングの実施でした。

また午後からマーケティングについて
1件の打ち合わせなど。



さて、本日のお話です。

システムコーチングの場は、
実に面白いな、、、

と感じます。
人と人が合わさって起こる変化を
”グループダイナミクス”といいますが、

この可能性(プラスもマイナスも)は
私達が生きる上で、とても重要なことでございます。

今日は、そんな変化の代表である

”人と人のコミュニケーション”

について、学びと気づきを
皆さまにご共有させて頂ければと思います。

それでは早速参りましょう!

タイトルは、

【「あの人と上手く行かない」を解決するには、
”無意識のコミュニケーションのパターン”を自覚すべし】

それでは、どうぞ。

■人間関係とは、実に興味深いです。

とても魅力的で素晴らしい。

同時に、とってもメンドクサイです。

この人間関係、
すなわち”関係性”に対しての理解は、

私達の日々を豊かにしうるものです。

■ただ、なかなか
取扱いが難しいのが、

”「誰かとの、いつものパターン」に囚われる現象”

です。

(無理やり名前にしてみました)

ちょっと分かりづらいので、
私の事例を元に、説明させていただきます。



例えば私の場合ですと、
「誰かとのいつものパターン」
にはこんな場合がありました。

「営業」をメインにやっていた
かつての話。

上司から、営業の状況について
こう問わることがしばしばありました。

「この数字ってどうなってるの?
Cヨミって、今どういう具体的に状況なの?」

それを聞くと
私は反射的に”臨戦態勢”に入りました。

「担当者と関係性はできていますが、
更に上の決済者を握れていません。
上の人をどう巻き込むか、が難しいところです」

この時の心境は、

”建設的にアイデアを生み出し
前に進めるための施策を作ろう”

ではなく、

”詰められていると反射的に感じ、
自分を守ろうとするモード”

になっていました。

平たく言うと、”言い訳モード”です。
別に悪いことはしていないし、
成果を挙げていたとしても、

このモードが発動してくる。



すると、上司は

「なるほど。じゃあここはどう?
商品の施策は伝えた?こういう使い方があるって
理解してもらってる?」

と、更に細かい確認が行われる。

すると更に私が”臨戦態勢”になる。

対してより細かくツッコミが入る。

という、

・上司:営業数字確認

・私:臨戦態勢に反射的に入り、
言い訳っぽい発言になる

・上司:更に事細かに聞いてくる

・私:事細かな確認に対して
反論するように防御しつつ返す

みたいな、パターン。

ポイントは、

確かに事実ベースで
営業の諸々は確認はされているけど

”当人同士の間の思考は創造的ではない”

こと。

この「いつものパターン」ですから
あまりワクワクしたり、こうしよう!

というモチベーションが高まることは
さほどありませんでした。

■あるいは、
過去を回想した日常シーン。

”威圧的な先輩”と話すときは
こんな「いつものパターン」がありました。



威圧的な先輩が、

「これってさ、◯◯じゃない?(誤気強め)」

と言うと、私は

「うん、そうだね。
いいんじゃないかな」

と反射的に
(深く考えることなく)迎合する。

これは、かつての
別の記憶が尾を引いていました。

議論をし合った時に、
相手のパワーの方がずっと大きく、
結局論破されてしまうから、意見を言うのは辞めておこう

という「いつものパターン」です。

■対して先輩は、

「いやさ、こうした方がいいとか
別の切り口ないの?」

ともどかしい感じで
突っ込んでくる。

そして、先輩の意見を尊重しつつ、
自分の意見を言うので、どうにも切れ味がない。

ゆえに、なんだか創造的ではないし、
いまいち盛り上がらない、、、

という「いつものパターン」です。

このパターンが繰り返されるのです。

■お互い、なんかモヤっとしていて、
「これじゃない感」がある。

でも、どっちが悪いとも言えないし、
どうしたらよいかわからないので、

「これどうなった?」という確認
「いや、もっと意見言ってよ」という依頼

が重ねられつつも、、
場が硬直したまま動かない。

、、、こんなことが

私自身の過去を振り返ってあったなあ、
と思い出されたのでした。

■ちなみに、これ、
今でも色んな人との間にあります。

これは”いい悪い”ではないのです。

”人の関係性から生まれる
いつものコミュニケーションのパターンがある”

というのは、存在するものです。

、、、ただ、気をつけたいのは

”いつものパターンが
望ましい結果から自分たちを遠ざけている”

ときです。

その場合、そのバグに自らが気づき、
修正することが大切です。

■そしてそのためのステップは、まず

1)自分と相手の中で生まれる
コミュニケーションのパターンを
お互いが「自覚する」こと

2)そのパターンについて
どのように思うのかそれぞれが「ガチで対話」する

3)新たな未来(パターン)をつくるために
お互いに対話し合う

ことが王道になってします。

■そして、これらは

当人同士だと心理的な抵抗感が大きいので、
時に外部から介入をすることも、
効果的な施策になりえます。

(これが俗にいう『組織開発』と言われております。

”個人”ではなく、”ペアやチーム(組織)”を
1つの生命体とみなして関わるアプローチです)

■人は、常に一定の存在ではなく、
誰かに影響を与え、影響を受ける存在です。

社会的な生き物である我々は、
人との関係性の中で立ち現れる自分が
必ずいるものです。

とすると、

そんなパターンや
人の中で影響される自分について
より「自覚的になる」こと。

そして相手との”いつものパターン”に
「自覚的になる」こと。

そうすることで

現状をより望ましいものに変えたり、
前に進めたりするための一歩になりえるのだろう

そのように思っている次第です。

自分と自分たちに対して
自覚的であることは、とても大切な能力です。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>

絶えず警戒し続けることの必要が、
ついには恋し合う人達を疲労させてしまう。

アルフレッド・ド・ヴィニー

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