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3923号 2024年11月21日

ストレスで疲れた人と付き合う上で「やるべきこと」と「やってはいけないこと」

(本日のお話 1643字/読了時間2分)

■こんにちは。紀藤です。

昨日は2件のアポイント。
その他、研修プログラムの作成などでした。
夕方は、仕事終わりに髪を切りに行っておりました。


さて、本日のお話です。

突然ですが先日、いつもの美容師さんに髪を切ってもらっているときに「ストレス」の話になりました。

曰く、最近ご夫婦で、ある占い師に手相占いをしてもらったときに、「あー、あなたストレス抱えているわね」と妻に言われ、そして本人にも「あなたもストレス抱えているわね」と言われたそう。

しかし彼は、「いや、そりゃ人間だもの、ストレスくらい誰だって抱えるよ、と心の中で思ったんですよね~」と語っておりました。

今日は、そんな「ストレス」にまつわる小話と、またハーバード・ビジネス・レビューの関連記事をご紹介したいと思います。

■ストレスは人生のスパイス

思うに、「ストレスは、人生のスパイス」みたいなものです。
ちょっと辛いけど、味わいを引き立ててくれるものでもあります。

「ストレス抱えている」などというと、基本悪い事のように聞こえます。

しかし、ストレスは、まあある程度あるものです。仕事でもプライベートでもそうです。
たとえば、私ごとですが「毎回やっている研修も、いつも不安になる」ものです。人とのオンラインのアポイント前も毎度、緊張感が高まります。時間を使っていただいているのに、自分が緩んで接したら失礼と思うからです。

プライベートもそうです。「ランニングをする前は実はちょっと億劫」ですし、「子どもは全く思い通りに動かない」のもやきもきもします。「ピアノの発表会の前は逃げたいくらい緊張する」ものです。全部、ストレスです。

でも、「適度なストレス」があるからこそ、終えたときは気持ちよく、感情の波を感じられて、思い出も豊かになり、人生を味わうことことができる、と感じるのです。

「ストレスは人生のスパイスである」と思うのでした。

■ストレスで疲れた人とどう付き合うか

とはいえ、「過度なストレス」というのは考えものです。

「あなた、ストレス抱えているわね」のレベルが、動悸バクバクで、本当に押しつぶされそうなほどのものであったとしたら、それは上手に対処する必要があります。

そんな中、ハーバード・ビジネス・レビュー2024年7月に『ストレスで疲れ切った同僚との付き合い方』という記事がありました。

「ストレスを抱えている人にどう関わるとよいのか」というヒントが書かれており、参考になりましたので、以下ポイントをご紹介いたします。

▽▽▽

ストレスが習慣的になっていて、限界まで働き、深みにハマっている人もいる。こうした人のそばで働くのは、難しさを感じることがある。(感情的だったり、イライラしていたりすることもあるため)
そんなときに、以下のポイントを参考にするとよい。

(ここから)
――――――――――――――――――――――――――――――ー
<ストレスを抱えた同僚との付き合い方 ー基本的な心得ー>
【やるべきこと】
・自分に何かできることはなにかと尋ねて、支援を申し出ることこれはストレスで疲れ切った同僚の孤立感を緩和するのに役立つ。
・ほめることで、同僚が自己イメージを改善できるようにする。
・相手の認知的負荷を減らす方法を考えること。たとえば、仕事をより管理しやすいサイズに小分けにする。

【やってはいけないこと】
・批判すること。同僚はあなたとは異なる形でストレスを表現するかもしれないが、それは必ずしも性格に問題があるということではない。
・相手を焚きつけること。単にストレスを感じているという事実のみを認識し、それを乗り越えられるよう支援したほうがよい。
・消耗すること。そうならないように、同僚との距離のとり方を見つける。

※引用:レベッカ・ナイト『ストレスで疲れ切った同僚との付き合い方』ハーバード・ビジネス・レビュー2024年7月号.P104-105
――――――――――――――――――――――――――

■まとめと感想
ストレスはつい悪者と思いがちですが、「適度なストレス」はむしろよいものと捉え直すことも大切なのだろうな、と思いました。

しかし、過度なストレスになったり、あるいは周りがそのようになっているときは、仕事でもプライベートでも、上記のような意識を持って行動すると、一つの指針にもなるのだろうな、と感じました。そして、「家庭でも使えそうだな・・・」などと思った次第です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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