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715号 2016年1月29日

「涙の数だけ強くなれるよ」ならぬ「ショックの数だけ気付きがあるよ」


■おはようございます。紀藤です。

昨日は4件のアポイント。
ならびに朝8時からは定期的な、
私達、コンサルタントのための、
「7つの習慣ファシリテート勉強会」でした。

始めてから約2か月ほどでしょうか。

面白く、楽しいとともに、
とても勉強になり、自身のポータブル・スキルが
毎回上がっている感覚があります。

その理由を考えたときに、それは、

「フィードバック」

によるものなのだと、はたと気が付きました。

今日は、”自分を成長させるフィードバック”に
ついて感じることを共有させて頂きたいと思います。

それでは、どうぞ。


■少し話題が変わりますが、
また1月25日~27日までの3日間、
新人研修「ディスカバリー」の、

”社内ファシリテーター集中養成コース”

が実施されていました。

合計10名ほどの皆様にご参加頂き、
非常に良い学びの場になっていました。
(改めて、ご参加いただいた皆様ありがとうございました!)

そんな中で、終わった後にご感想を聞いてみると、

「自分でやっていたら気が付けないことを本当に多く学べた」
「大人になってから、こんなにフィードバックを受ける機会はなかった」
「つい自分がやってしまう”クセ”に気が付くことができた」

などなどの意見を頂けました。


■上記はあくまでも一意見ではありますが、
面白いなあ、と私が思ったのが、

「新人研修ディスカバリーのプログラムを学べました」
というよりも、

『自分でやっていたら気が付けないことを気が付けました』
というように、

”自分に対してのフィードバックを貰えたことが成長に繋がった”

と感じる方が多かったように思えたわけです。


■改めて思いますが、
社内で話す機会が多い人だったとしても、

実際にそれが、

「本当に良い感じのグッと胸に刺さるファシリテート」なのか、

はたまた

「自己満足の自慰的ファシリテート」なのかは、

しかるべき人が見て、
「フィードバックの機会」に晒されなければ、
気が付くことはできません。

特に新入社員に意見を求めて、

「皆、どうだった?」と聞いても、
「よかったです!勉強になりました!」

と一様に答えるのが普通でしょう。


■特に立場が上がれば上がるほど、

”他の人の忌憚なき意見”

を貰える機会はどんどん少なくなっていきます。

自分で良いと思っていても、
それが実は「大したことがないよね」「イマイチだよね」、と思われる
「裸の王様」状態になっている可能性も、
残念ながら、ないとは言えないわけです。


■とすると、もし今よりも
自らのレベルを上げようとするのであれば、

【フォードバックに晒される機会】

を自ら求め、
癖づけることがポイントになるのでしょう。

正直、”忌憚なき意見”は
時にショックだったりすることもあります。

ですが、

「涙の数だけ強くなれるよ」(by tommorow 岡本真夜)
ならぬ、

『ショックの数だけ気付きがあるよ』

というのは真実だと思うのです

どんな内容であれ、
謙虚かつ素直な気持ちで客観的に自分を見て、
改善し、成長の螺旋階段を上り続ける習慣をつけていくことが
自らを磨く上で大事なのではないか、

そんなことを感じるのです。

今日はちょっと短めに。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も、皆様にとって素晴らしい1日になりますように。

【本日の名言】 「否定と出会う」ことが出発点である。

ジークムント・フロイト

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