バックナンバー369号 2014年9月4日

教科書を読んでも、上手くはならない

■おはようございます。紀藤です。

涼しくなってきて、
外で体を動かすのが、益々気持ちよくなってきました。

私事ですが、最近、
私が毎週の楽しみにしている活動が
「テニス」です。

数か月前、近所にテニススクールがあることを
偶然発見したことから、テニススクールに通い始めました。

習い始めると、
「こんなに面白いスポーツがあったのか!」
と体の芯から感じるくらい、
テニスに恋い焦がれる毎日。


■性格的にはまってしまうと、
そればかり考えてしまう私(汗)

だから、アイフォンに動画を入れて、
「錦織選手のストローク・ラリー集」
「フェデラーのボレー集」
など、夜な夜なチェックしたり、
『巧くなる!硬式テニス入門』
という本を読んだり、
テニスを頭でイメージをしたりするのが
最近の日課になってしまいます。


■しかしながら、
悩ましいことがあります。

それは、いくらたくさん動画を見ても、
上手くなるための「本」を読んでも、
なかなか上手にならないということ。

「こうすればいい」、とわかってはいる。

でも、実際やってみると
「体が動かない」
「反応できない」
「思ったように球が飛ばない」。
こんなことが、
スクールに行くたびに起こります。

上手くいかない、
そしてちょっと切ない気持ちになるわけです。

そして思います、
「何故うまくならないのだろうか・・・?」


■たくさん動画を見ている、たくさんテニスの本を読んでいる、
そしてたまに、テニススクールに行っている
でもうまくならない・・・・。

よくよく冷静に考えてみれば、
当たり前のことなのですが、
上手くいかない理由、それは、

【練習が足りないから】

ただ、その一言に尽きるのだと、はっと感じたわけです。

いくら美しいストロークのフォームがわかっても、
サービスの打ち方をコーチに教わっても、
リターンの取り方を理論的に学んだとしても、
それを【反復して、練習】しなければ、
自分自身のものになるはずもありません。

「理論」→「練習」→「失敗」→「理論」→「練習」→「失敗」→「理論」→「練習」→「失敗」・・・

このサイクルを何度も何度も何度も、
高回転で回すことが、
【熟達のステップ】であり、
スキルを自分のものにするために、
避けて通れない道である、と
ある時、強く感じたわけです。


■前置きが長くなりましたが、
今日私がお伝えしたいこと、
それは、
あらゆる「学ぶこと」において、
私の動画を見て上手くなることを望むテニスのように

【”やり方を学ぶことのみ”で、出来ることを望む】

というケースが意外と多いように感じるのです。
(「7つの習慣」やそのほかの研修でも同様のことが言えるように思います)

たとえ、「7つの習慣」で
仕事やプライベートをうまくいかせるための、
考え方や、行動について学んでも、
ただ本を読むだけ、ただ研修をうけるだけ、
その後何もしない、
では、出来るようになるはずもありません。

テニスの上達のように、
理論→練習→失敗→理論→練習→失敗という、
愚直なプロセスを経て、
【熟達のサイクル】を回し、それが行動習慣になり、
その結果として、成果につながるのではないか、
そのように思うのです。


■自転車の乗り方の本を何冊読んでも、
乗れるようにはならないように、
よいランニングのフォームについて知識をいくら増やしても、
長距離走れるようにはならないように
”「知っている」と「できる」の間”には、大きな大きな隔たりがあります。

だからこそ、
研修においても、やりっぱなしにしないことは大切ですし、
いいことを学んだら、その後の復習こそが大切である、
と強く、強く思う次第です。

「練習」、そして、「仕組み」、人材教育において、
重要なキーワードではないでしょうか。


今日も最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日が皆様にとって、素晴らしい一日になりますように。

【本日の名言】 一日練習しなければ自分に分かる。
二日練習しなければ批評家にわかる。
三日練習しなければ聴衆にわかる。

            アルフレッド・コルトー

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