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1490号 2018年3月14日

自分が自分をどう扱うかを見て、他人は自分をどう扱うかを決める

(本日のお話 2157文字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。

昨日は、3件のアポイント。

そして、4月に実施の
新入社員研修『ディスカバリー』の打ち合わせなど。

週末のフルマラソンで自己ベストを記録し、
”小さな達成感”を積み上げたせいか、
気分が良い日々です。



また、フルマラソンの目標を達成したので、
次の目標として、ずっと放置していた
「英語学習」を再開することに決めました。


新鮮な情報は海外に落ちていることが多いし、
「言葉は文化を理解する」ことですから、
自分で腰を据えて学ぶ価値は十分すぎるほどあるだろう、
と、改めて思いました。


社会人になって、初めて受けたTOEICは400点。

そして一昨年2016年7月に受けた時も、
TOEIC730点という微妙すぎるスコア。

なのに、英語学習に投資してきた金額は
およそ100万以上(汗)

どれだけ”浪費”しているのか、、


ですので、一つの指針として、
「TOEIC900点」まで持っていきたいと思います。

また今後の進捗はメルマガにてご報告いたします。



さて、本日のお話です。

最近、ふと思ったことがありました。

それは

「自分の態度次第で、人からの扱われ方が変わる」

ということ。

本日はそのお話について、思うことを
皆様にご共有させていただきたいと思います。


タイトルは、



【自分が自分をどう扱うかを見て、他人は自分をどう扱うかを決める】。



それでは、どうぞ。

■「鏡の法則」という言葉があります。

昔に流行った本で、

「他人は自分写し鏡である」

だから、周りにいる人が自分のレベルであって、
愚痴や悪口を言い合う人の中にいるということは、
自分がそのレベルなんだよ、

みたいな話ですね。



これを「自己啓発的な話だ」と
片付けるのは簡単なのですが、
実際考えてみると、確かにそうなのです。


”類は友を呼ぶ”


とも言うように、
見渡してみると、そこに集っている人たちは、
価値観、考え方、言動など、
往々にして近しいことが多いもの。


良い悪いではなく、

愚痴を言い合うマダム達は、
やっぱり何となく空気も似ているし、

逆に、”意識高い系”なんて
レッテルを貼られる人達も、
やっぱりどこか似ていたりするものである、

と感じます。


■そして、この話に関連して、
ふと思ったこと。

それが、


『自分が自分をどう扱うかは、鏡のようなもの。

 他者からも同じように扱われる』


ということでした。


私ごとですが近頃、思うようにいかないことが
いくつか重なり、「やや自尊心が下がっている」
状態が続いておりました。


すると、たとえ褒められても、
つい口に出る言葉が


「自分なんて大したことないんっすよ~」


みたいなセリフ。

意識的か無意識的かわかりませんが、
言葉や自信のない仕草に、

”自尊心の下がった状態”

が出てしまうのです。


そして、

「自分は自分のこと、大したことがないと思っていますモード」

になると、どうなるか。

不思議なもので、周りの人も
「自分を大したことがないように(重要じゃないように)扱う」
ように、感じるのです。


■これはあくまで、私の感覚。

だから、実際周りがどうしているか、
正解はわかりません。


しかし、立場を変えて想像してみると、
実際、これは事実だと思うのです。



「自分の行動に誇りを持っていて、
 自分を大切にしている人」


には、なんとなくその空気を感じ、
大切にしよう、と思ってしまいますし、


「自虐的で、自分で自分を貶めている人」

を見ると、貶めよう、とは思いませんが、
自分の中で優先順位が下がる気がします。


なんとなくの空気感、ですが、
そんな雰囲気を、確かに感じるのです。


■しばしば気をつけようと言われることが、

「相手のことを尊重しましょう」
「自分のしてほしいことを相手にしてあげましょう」

という、人間関係における
”相手目線”のあり方に着目されます。


しかし、

・謙虚な人、
・いい人
・責任感が強い人

ほど忘れがちで、
かつ気をつけたほうがいいと思うのが、


【自分で自分をどう扱うか】


ということではないか、
と思うのです。



「自分なんて大したことないっすよ~」

と言っていれば、周りはそう扱います。

「自分は日々真剣に、誇りを持っていきている。
 無礼を働く者は、決して認めない」

と、背筋を伸ばして生きていれば隙はなく、
相手も背筋を伸ばして、自分と向き合ってくれます。



「自分が自分をどう扱うか」

は、他人が自分へ接するときの、
重要な指標になっている、

そう、思うのです。


■また、同時に思うこと。

それが、

「自分を軽く扱うと、
 ”自分に期待してくれている人”に対して、失礼である」

と私は思います。

自分は自分のことをぞんざいに扱ってもいいけれど、

”自分のことを、可能性がある、
 もっとやれると思ってくれる人”がいるのに、

または、

”ついてきてくれる後輩、メンバー”がいるのに、


「いやいやいや、自分なんて大したことないっすよ~」

なんて言っていたら、
自分を信頼してくれる人は、
「こんな、小さい人間に従っていたのか」
と悲しく思ってしまうことも、あるかもしれない。


だから、周りのためにも、

”卑下することになく、自分自身を適切扱う”

ことは、とても大事なことである、
そのように思うのです


■目に見えませんが、
「自分で自分をどう扱うか」は、
人間関係に大きく影響しています。

なんだかんだで、

【自分が自分をどう扱うかを見て、他人は自分をどう扱うかを決める 】

ものです。

だからこそ、
己に誇りを持ち、
己を大切にし、そして、その結果、
人を心から大切にできる、

そんな成熟した大人を目指したいものだ、
そのように思った次第です。

【本日の名言】 自分自身を愛することは、
一生涯続くロマンスを始めることである。

オスカー・ワイルド”

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