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1224号 2017年6月21日

絶対にやめない前提での、”健全なぶつかり合い”って大事

(今日のお話 1253文字/読了時間1分)
■おはようございます。紀藤です。

昨日は3件のアポイント。

ならびに、夜はお世話になっているパートナー会社のS社の
社長と常務と共に秋葉原にて懇親会。

話が盛り上がりすぎて、
ここ近年、最も飲み明かした1日でした。

(J様、M様、昨日は本当にありがとうございました!
 共に、業界と日本を変えてまいりましょう)



さて、本日の話です。

昨日の懇親会(飲み会)にて、
お酒を酌み交わした社長、常務から、
興味深いお話を聞きました。

今日はその話を共有させていただくとともに、

「本当の仲間とは」

というテーマについて、
思うところをお伝えさせていただきたいと思います。


タイトルは、

「絶対にやめない前提での、”健全なぶつかり合い”って大事」。

それでは、どうぞ。

■昨日、時間を共にした、
S社の創業メンバーである、J様、M様。

会社のこれまでの軌跡について、
話題が広がった時、こんなお話を聞かせてくれました。


「僕たち(社長と常務)は、1年に1回位、

ものすごくぶつかるときがあります。
もう、徹底的に言い合うんです。

でも、その時にルールがあって。

それは、

『何があっても、絶対にやめない』

ということです。


 それがあるから、
 本気でぶつかり合えると思うんです」


そんなお話でした。


■この話を伺い、大事だよなあ、と
しみじみ感じてしまいました。


と、いうのも、最近しばしば思うのです。


それは、近年、

「コーチング」とか「傾聴」などの言葉や
テクニックが流行るが故に、
場合によっては、それが行き過ぎてしまうことがなかろうか、

ということ。

すなわち、

”相手のことを理解しようとしすぎるが故に、率直に本音をぶつけない”
 (=ぶつかり合いを避ける)

ということになってはいないだろうか、
と思うのです。


私達がお伝えしている「7つの習慣」でも、

”第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される”

とありますが、
それを意識しすぎるが故に、
自分が腹のそこから、素直に思っていることを
相手にぶつけない、

こういうことが、時に起こってしまうと感じます。


■しかし、当たり前の話ではありますが、

本当に素直に、真面目に、
相手のことを思うが故での苦言や、
ぶつかり合い、というのは本来健全なもの。



だからこそ、
先述の社長と常務のような関係性が合った上での、


”「何があっても辞めない」という信頼の下での
  健全なぶつかり合いの関係”


本当に素晴らしく見習いたい、
そんなことを感じたのです。


■相手のことを思うが故に、
あえてぶつかる。

相手を思うが故に、本気で相手を叩き落とす。


ただ、その根底には信頼や、愛情がある。


故事で

”獅子は我が子を千尋の谷に落とす”

と言いますが、

本当に深い愛情をもつがゆえ、
相手に勇気を持って苦言を言う、
相手とガチンコでぶつかり合う、

ことは今の時代だからこそ、大切に思います。


”〇〇ハラスメント”、とすぐ言われ、
相手の間合いに飛び込み切れないこんな世の中だからこそ、
相手と心の距離を壊し、ステップインしていく姿勢が
より大事ではなかろうか、

「7つの習慣」風に言えば、
”第6の習慣 シナジーを創り出す“ではなかろうか、

そんなことを思った次第です。

【本日の名言】 勇気とは不安を消し去ることではない。
不安に向かっていくものである。

マーク・トウェイン”

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