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1610号 2018年7月15日

人生は、ある瞬間ガラリと変わるサクセスストーリーではなく、一歩ずつ悩みながら歩む”道筋”であるもの

(本日のお話 2551字/読了時間3分)


■こんにちは。紀藤です。

昨日は2件のアポイント。

並びに、昼はランチをしながら、
アチーバスジャパン株式会社 代表取締役の梅村さんと、
人材育成について語っておりました。

成功哲学系の本では、
世界ものすごく売れた本である

『思考は現実化する』(著:ナポレオン・ヒル)

をゲームにした、

『アチーバス』(=achieve us)
https://www.achievus-japan.com/achievus/

という、ナポレオン・ヒルの成功哲学を
ゲームで学べるというプログラムを、
日本で初めて展開した方です。



彼は、東京大学を卒業されているのですが、
E判定でどうしようもなかったところから、
先述の『思考は現実化する』を読み、感銘を受け、
そしてその原則に従って行動してみたところ、
劇的な成長を遂げ、東大に入学されたそう。


自身の体験から、
自分の人生を変えてくれた考えを拡げたいという、
純粋な気持ちが溢れている方です。

ご興味がある方は、
ぜひ『アチーバス』やってみてくださいね。



◼︎さて、本日のお話です。

先日読んだ本で

======================

『人生の目覚まし時計』(著:富田 欣和)
http://amzn.asia/7Pef5HD

======================

という本があるのですが、
ものすごく、心揺さぶられたのでした。

今日はその本を読み、感じたことについて
皆様にご共有させていただきたいと思います。


タイトルは、


【人生は、ある瞬間ガラリと変わるサクセスストーリーではなく、
 一歩ずつ悩みながら歩む”道筋”であるもの】。


それでは、どうぞ。



◼︎本の上手な読み方、良書の見つけ方、
といわれる指南書を読むと、

・まずは、著者のプロフィールを見る
・目次を見る
・前書きを読んで読むに値する本か考える

などと言われることがあります。


特に、ビジネス書、
実用書、成功哲学などにおいては

「その道で実績を出したかどうか」
「何を言うか、ではなく、誰がいうか」

という点は、
”読む前のチェックポイント”として、
大事な要素、などと言われます。


◼︎そういう意味で言えば、
今日ご紹介の、


『人生の目覚まし時計』


は、特に有名でも、
偉業を成し遂げたわけでもない著者が、

「生きるとは何か?」

という深いテーマについて、
書き綴った本。

ですから、ものすごい注目を集める本、
というわけではないかもしれません。

しかし、胸にぐっとくる、
一言に一言に重みがある、

”ある一人の人生のストーリー”

なのです。



■少しだけ概要を紹介させていただくと、
こんなストーリーが語られています。



著者は、小学生の頃、
左右打者、左右投げ、エースで打率7割以上という、
父親に将来を期待された野球少年でした。

ただ、

上手くなると先輩から目をつけられる、
目立つと楽しめなくなる、、、

そんな思いから野球をやめてしまいます。

愛情を込めて野球を教えてくれた父親に、
後ろめたさを感じながら。


その後の人生も、
中学、高校とリーダーをつとめるなど、
自然と人の上に立つ、
天性の才能に恵まれていたそう。


でも”そこそこ”で、

”期待を裏切らない程度”に、
”人によく見られるよう”に、
”凄いやつと思われるレベル”で、

生きて行きます。

本を読むことが好きだったので、
何千冊と膨大な情報を蓄え、
「知識」はピカイチ。

20代で起業する。

その後入った会社でも、
有望視されるような「鋭い意見」を放つ。

でも、本当はどこかで、

「自分は、本物じゃない」

と理解している、、、。



「期待を裏切らないようにしたい」
「人からよく見られたい」
「凄いやつでいたい」

という思いのために、

”上へ、さらに上へ”

と目指し続ける人生。



しかし、ある時

「自分が何のために生きているのか?」

という、根本的な問いに向き合った時、
”自分の弱さ”を隠して生きることをやめよう、

と誓うのでした。


■その内容が、赤裸々で、
リアルで、きっと皆様の中にも、
当てはまる方がいらっしゃるような
そんなストーリーなのです。


そして面白いのが、
よくあるサクセスストーリーでは、

「この挫折をきっかけに、
 一気に階段を駆け上った


となるところですが、
そんなにドラマのようにはならないのです。

ただただ、悩み続けるのです。


著者はこう語ります。


”大事なことに気づいたら、
 すべては順風満帆・・・といけばドラマのようだ。

 しかし、実際にはそうはいかなかった。
 大事なことは確かに僕の細胞の奥深く、
 遺伝子にまで届くほどに染み込んでいった。

 しかし、僕の心と体は、現実には
 大きな傷を負ったままだった”


と。


気づいたからといって、
劇的に何かが変わるわけではない。

それが本を読んだり、
セミナーを受けたり、
いい話を聞いたりして、気づいても、
本当に始まってすらいない、ということ。

しかし、ただ自分が気づいた大切なことを胸に、

「そのように在ること」

を心がけて愚直に歩み続けること、、
それこそが人生かもしれない、

と思ったのでした。



◼︎少し私の話をさせていただくと、
私は、昔働いていた飲食店(当時ブラックと呼ばれていた会社)にて、
新卒で入社をした際に、

「成長をしたい」

と盲目的に追い求め、
寝る時間もなく、友達もいなく、
アルバイトからは「使えない社員」と呼ばれ、
それでも頑張っていたとき、

ふと、

「何のために成長するのか?
 こんなに幸せじゃない人生のために、
 成長を自分は求めているのか?」

と、考えた時、
まるで体が動かなくなってしまいました。

朝4時の閉店後、電車に乗って、
そのまま遠くへ逃げ出した、

という経験があります。


その時に、自分の

「在り方」
(=成長とは、自分にとって何なのか?)
(=何を大切に、どのように生きたいのか?)

を考え始めました。

でも、そこか
自分のことを認められるようになるまでに、
随分時間がかかりましたし、
今なお、その道程いると感じます。


でも、人生はきっと、
そういうものだし、その歩む道に、
価値があるように思います。


と長々とお伝えいたしましたが、
一つ強く感じたこと、それが、


【人生は、ある瞬間ガラリと変わるサクセスストーリーではなく、
 一歩ずつ悩みながら歩む”道筋”である】


ということ。

そして「あり方」こそが大事である。
そんなことを、この本に気付かされた次第です。

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『人生の目覚まし時計』(著:富田 欣和)
http://amzn.asia/7Pef5HD

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一つ一つ、全力で書かれた言葉で
詰まった一冊です。
とても、おすすめです。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。


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<本日の名言>

自分の姿をありのまま直視する、
それは強さだ。

岡本太郎

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