メールマガジン バックナンバー

1621号 2018年7月25日

「時間がない」と感じるのは『時間汚染』が原因だった

(本日のお話 1953字/読了時間2分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は3件のアポイント。

ならびに、全く準備ができていなかった、
ホームページ作成諸々の打ち合わせなどでした。

最近は、暑くてランニングが出来ておらず、
猛烈に太り始めております。

お腹にのったお肉を見て、愕然としました(汗)

9月頭に参加する
「白馬トレイルマラソン」(50キロの山越えレース)
に向けて、そろそろ体重を絞ってきたいと思います。



さて、本日のお話です。

先日からマイブームになっている、
メンタリストDaiGoさんのWEB動画があります。

『メンタリストDaiGoの「心理分析してみた!」』

という番組なのですが、
ものすごーく勉強になっています。

ニコニコ動画で流れていますが、
内容は具体的かつ、
学術的な理論もある話で、
ゆえに説得力もあり、日常生活に活用できる内容なのです。

(ご興味ある方は、ぜひ検索してみてください)


その中で、最近の社会のテーマでもある
「生産性」や「働き方改革」などにも使われる、

『「時間」を有効活用する方法』

をテーマに話をされていました。

その話が大変ためになるお話で、
皆様にも役立つ話かと思いましたので、
ぜひ皆様にご共有させていただくと共に、
思うところをお伝えしたいと思います。


タイトルは、


【「時間がない」と感じるのは『時間汚染』が原因だった】。


それでは、どうぞ。


■今の世の中、本当に忙しくなりました。

調査によると、
平均的な知識労働者は、
以下のような1日を過ごしているそうです。


・1日に送受信するメールの数「110通」

・1つの作業に集中できる時間「わずか11分」

・1日で、不必要な中断とその埋め合わせに費やす時間の割合「28%」


、、、とのこと。

(皆様も、そうでしょうか?)

加えて言うと、現在私達が生み出している”4日分の情報量”は、
”20世紀末までに生み出された全情報量”に匹敵する、とか。

忙しいのも、わかる気がしますね。



確かに1日を振り返って考えてみれば、

・facebook
・LINE
・メッセンジャー
・メール
・携帯電話
・上司/部下からの突然の依頼

などたくさんの「タスク」に溢れ、
(便利になったがゆえの「タスク」です)

”何か一つのことに『集中』すること”

は意識しないと難しくなっている世の中に、
なっているように思います。


■しかしながら、これがいいか、
と言われると、なんとなく良くないことは、
お察しの通りです。

こと、今流行りの

「生産性の向上」
(=より少ない時間で、多くの成果を生み出すこと)

と考えてみると、この

”こまぎれされる”
”分断される”

現象こそが「最大の害悪」である、

心理学的にもそうである、
と断ずることが出来る、

とさえいうのです。


■メンタリストDaiGo氏いわく、
「こまぎれされる害悪」は、

『時間汚染』

のようなものだ、と語ります。

こんなお話でした。

~~~~~~~

『時間汚染』。

すなわち、時間が「汚染」される、
ということです。

「汚染」というのは
「不純物」が入り込むこと。

すなわち、
「何か集中してやりたい、やろう」
という時間に、些細なタスクが飛び込んできて、
分断されること、これは「時間の中の不純物」です。

そして、些細なタスクに、
集中して取り組むべき創造的な仕事が汚染されること、
それを、『時間汚染』と呼びます。

例えば、
「集中して企画書を書いている最中」の、

・誰かからの重要じゃない電話、
・「あ、そういえば言うの忘れてた!」みたいなバラバラとくる情報/報告
・なんとなくfacebookを見ちゃう
・なんとなくメールボックスを見て返信する

これらの行為は「不純物」であり、
有限な時間を活用する上での「汚染源」です。

かつ、これらの「分断された」状態でいると、
集中力・創造性をつかさどる「前頭葉」と
呼ばれる脳の部位がストレスを受けます。

そうすると、

「いつも時間がない」
「時間に追われている」
「ゆっくりする時間もない」

という感覚に陥る、

すなわち、結果的に

『時間飢饉』
(=時間が全く足りない、と感じる)

になってしまうのです。

~~~~~

、、、というお話でした。


■さて、このお話を受けて
どのようにお感じになられましたでしょうか。

「汚染源だらけだ、、、」
という方も、もしかすると、
いらっしゃるかもしれません。

としたら、改善のチャンスですね。

よく言われるように、
今の世の中、そしてこれからの世の中は、

「何をこなしたか」

ではなく、

『何を生み出したか』

こそが最も重要になってきています。

必要なのは、
「なんとなく手を動かしている仕事」ではなく、
「創造性、知的な仕事」であるはずで、
その流れはますます加速していくでしょう。



■仕事の生産性、もそうですが、
”心身の健康”や“日々の充足感”のためにも、
ぜひ「時間汚染」に気をつけていきたいものです。


「時間汚染」(=分断され、不純物が入り、ストレスがかかる)

そして、その結果としての、

「時間飢饉」(=時間がない、心休まらない)

十分気をつけて、有効な時間活用、
していきたいものですね。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。

本日も皆様にとって、素晴らしい1日になりますように。


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<本日の名言>


君、時というものは、
それぞれの人間によって、
それぞれの速さで走るものなのだよ。

ウィリアム・シェイクスピア

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