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1829号 2019年2月19日

自分の最高の活かし方とは、「環境の色」と「自分の色」が最も溶け合う場所を見つけること

(本日のお話 2415字/読了時間3分)

■おはようございます。紀藤です。

昨日は2件のアポイントでした。
ならびに先輩経営者の方のランチ兼情報交換でした。
(S社長、ありがとうございました!)

また来月開催の『異業種交流会 ~経済環境分析を試みる~』のご案内をしたところ、
早速お申し込みいただきありがとうございました。

(しかしながら1点、ご案内した日付の曜日に誤りがございました。
 開催の日付は【3月8日(金)】でございます。失礼いたしました)

直前のご案内となりましたが、ご興味がある方はぜひ!
経済が苦手な方、はじめての方も大歓迎です。

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<【特別イベント】異業種交流会 ~第二弾:経済環境分析を試みる~>

■イベントの趣旨:
本会では、異業種の多様な人とつながりながら、
今まであまりよく分かってなくて流し読みしていた「経済指標のニュース」にもう一歩踏み込んでみることで、
ニュースや日経新聞等が、もうちょっと楽しく、目的感をもって見聞きできるようになるきっかけづくりを目指します。

■イベントの概要
第1部:経済環境分析
ファシリテーターの説明・問いかけをもとに、主な経済指標の見方について理解を深めます。
そして、今後の社会の動きについて想像し、意見交換を行います。
(ざっくばらんに行いますので、知らない方でも大丈夫です)

第2部:そのまま懇親会
(軽食・飲み物付き)

■日時:3月8日(金)19:00-22:00

■場所: 東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル5階      

■対象:どなたでも大歓迎です(経済に馴染みがない方、大歓迎です!)

■申込方法:以下URLよりお申し込みください
 https://goo.gl/forms/UPhyfaYzdaECmHLH2

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さて、本日のお話です。

先週末、人材開発領域で同じ頃に起業した仲間と、
情報交換をする機会がありました。

その時に、同じ業種、職種で起業したものの、
「それぞれが住む世界の違い」を感じることがあり、

また、「自分にとっての住む世界」を見つけることが
成功の秘訣なのだろうなと思ったのでした。

今日はこの話について、皆様に気づきをご共有させていただきたいと思います。

タイトルは、


【自分の最高の活かし方とは、「環境の色」と「自分の色」が、最も溶け合う場所を見つけること】


それではどうぞ。


■人には個性があります。
それは、滲み出る「自分の色」のようなものでしょう。

自分では気づかなくとも、

・人間関係やご縁を何よりも大切にする信念

・先取的な取り組みに心惹かれてしまう性格

・物事を分析でき、サイエンスを最重視する思考

・思った事は頑として負けたくないと思う自己確信的な特質

など、自分では気づいていなくても、
それぞれが持つ「自分の色」がある。

信念や価値観と言い換えてもよいかもしれませんが、
そのようなものがあると思うのです。


■例えば、人材領域で起業をした仲間は、
”東洋的、概念的、マインド的な考え方"を、
「自分の色」が合う環境としていました。

一方、私は、東洋的なマインド教育も大事なのですが、
同時に「再現性」をもたせるためのフレームも大事だと思うタイプ。
いわば、”西洋的、再現性、サイエンス的な考え方”も大事にしたい。

ゆえに、私の「自分の色」で言えば、
東洋:西洋=5:5のようなイメージ。

アートとサイエンスの融合、感覚とロジックの融合。
それが「自分の色」だと言えます。


どちらが100%正しいではなく、
それぞれの「色」が得意とする場所があるよね、、、
そんな話になったのでした。


■そして、このやり取りの中に、
大切な「問い」があると感じたのです。

それは、

『自分を、環境に合わせるか』
『環境を、自分に合わせるか』

という「問い」です。


人は従来の教育として、欠点を埋めるように教育されてきています。
また、何かできないことを補うことが美徳とされていますので、
この2択で言えば、『自分を、環境に合わせようとする』傾向があると思うのです。

しかし、これが本当に正しいのか、というとそういうわけでもない。

周りが赤の中で、1人だけ青でいようとするのは苦痛です。
赤になろうとしてもなれない人にとっては非常に苦しい生き方になる、
とも言えるのでしょう。

ゆえに、ただやみくもに、
『自分を(変えて)環境に合わせる』というのは、
限界がある考え方ではないか、思うのです。


■では、「環境が自分に合わない」からといって、
すぐに別のところを探せばいいのか、といえば、それも違う。

思うに、「環境を自分に合わせる」ことを選べるのは、


『渦を巻ける(=人を巻き込める)』


という条件があると思うのです。

自力で、周りに価値を与えられる人。
人を集め、巻き込める人。

言い換えるならば、
”自分で世界を作ることができる人”であり、
それが意味することは、見方によれば

「自堕落に生きるのではなく、自分の生き方を追求しようとする」

というようなある種のこだわりを持つ人なのでしょう。

同時に、人に対する優しさ、
高いものを求めようと追求する姿勢、
自分の意志の貫き、なども場合によっては必要とされるはず。


■そして、それがあった上で。

”自分が最も生きるであろう環境”
”自分の価値観が最もフィットする環境”

を探そう、作り出そうとすれば、
それは自分の波長に共鳴した集団になります。

居心地が悪いはずがない。
そして自分の何かしらの専門性があれば、
価値を提供できないはずがないのです。



「自分の色」を見極め、
「自分の色」を洗練させ続ける試みを続け、
そしてその「自分の色」が価値を生み出すように取り組み続ける。

そうすると、「自分の色」と共鳴する、
ある「その色」を基調とした世界に行った時に、
爆発的に自分の価値が認められるのではなかろうか、

そんなことを思うのです。


ちょっと抽象的な話ですが、

【自分の最高の活かし方とは、「環境の色」と「自分の色」が、最も溶け合う場所を見つけること】

ではないか、そんなお話でございました。


闇雲に合わせるだけではなく、
自分の色(=価値観、才能、情熱)を探求し、
自分を最大限に活かしていきたいものですね。

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<本日の名言>

自信ある自己流は、自信なき正統派に優る。

アーノルド・パーマー
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