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1949号 2019年6月21日

”人生のチャンス”を最大化したいのであれば、「◯◯◯◯◯」をしないこと

(本日のお話 1999字/読了時間2分半)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は終日、企業の部長クラス向けの
『ストレングス・ファインダー研修』の実施でした。

その後、夜からは月一度の「空手」の稽古。
なんとか怪我をせずに、週末のトライアスロンも出場できそうです。


さて、何度研修をやってもこの「ストレングス・ファインダー研修」は、
奥が深く面白いなあ、と感じます。

人が自分の「強み」に気が付き、
そして仕事や人間関係がより良くなれるよう
多くの方に伝えていきたいと思った次第。



さて、本日のお話です。

研修を実施する際に、
あるいは私が人とお会いするとき、
最近、よく思い出す「こだわり」があります。

そして、それが自分の仕事や人間関係を含めて、
”人生のチャンス”や”可能性”を拡げてくれてきたな、と感じます。

ということで、今日はそのお話について、
ご参考までに皆さまにご共有させていただきたいと思います。


タイトルは、


【”人生のチャンス”を最大化したいのであれば、「◯◯◯◯◯」をしないこと】


それでは、どうぞ。


■私がメルマガの師匠と仰いでいる、
鮒谷周史さんという方がいます。

その方はメルマガを20万人に配信している、
教育のサービスを提供している方。

その方のコンサルやセミナーをきっかけに、
私はメルマガを始め、そして起業をした、という背景があり、
今も一人のメンターとして(勝手に)ベンチマークをしております。



そして、その方が言っていた
「営業の本質」という話が、大変印象的で、
ずっと胸に残っています。

それは、

『真の営業とは、”花咲かじいさん”であるべし』

と言う話でした。

どういうことかと言うと、
以下のような詳細でした。

・本当にスゴイ営業は、自分の商品を心底愛しているもの

・そしてスゴイ営業とは、
 「誰かの役に立ちたい、役に立とう」という思いを
 365日24時間、常に持ち続けている

・「チャンスはどこにあるかわからない」と思い、
 「どこでどう巡って機会が生まれるかわからない」と言うことを知っている。

・ゆえに、真の営業とは、
 『出会った人全てに”その人にとって最大の価値”を提供しよう』
 というポリシーを持ち続けているのだ、

、、、という話でした。

それをメタファー(比喩)として、

『真の営業とは、”花咲かじいさん”であるべし』

と語っていたのでした。

”花咲かじいさん”が、
そこら中に花の種を撒き続けるかのごとく、
いついかなるときでも、価値を撒き続けるかのごとく、

すなわち、出会った人に対して、

「この人はエラい人だから」
「この人は商談になりそうだから」
「この人はポテンシャルがありそうだから」

などと選別をしたりしないこと

『出会ったからには、出会った全ての人に価値を提供する』
それをポリシーとすること。

すると不思議なもので、
回り回って自分に還ってくるものだ、、、

そして、それを聞いてなるほどなあ、
と至極納得をしたのでした。


■そんな話の背景もありつつ。

少し前に読んだ「研修のポイント」に関する書籍で、
コレに似た別の話が紹介されており、これまた非常に納得したのです。

それは、


【いかなるときも、”出し惜しみ”をしないこと】


これが将来のチャンスを作る、というのでした。

曰く、

” 例えば、研修で、あなたのサービスに
 「半日コース」「1日コース」「2日コース」などがあったとする。

 そしてお客様が「半日コース」を選んだとする。

 その際に、半日コースと2日コースとの差をつけようと、
 半日コースの内容に、『出し惜しみ』してしまう場合がある。

 しかし、コレは決してやってはいけない。

 ここからは「2日コース」の内容だ、といっても。
 お客様、受講者にとっては、そんなことはわからない。

 ”出し惜しみしたもの”があなた「実力」と思われ、
 結果的に将来の機会損失となるのだ。”

、、、

というような話でした。


■そして、この話を聞いて、
花咲かじいさんのエピソードも相まって、
「なるほど、そうだよな…」と深く納得したのです。


誰かと誰かの出会いは、刹那的なものです。
ずっと続くものとかは限りません。

沢山の人が繋がり会える今において、

「誰かと会ったそのひととき」

というのは、かけがえのない時間であり、
次に会うかどうかを決める選択の瞬間とも言えます。

営業であれば、その一瞬一瞬が、
「次の訪問」に繋がるか否かを決める分水嶺となります。

コンサルであれば、そのコンサルの瞬間瞬間が、
「次のコンサル」に繋がるか否かを決める分水嶺となる。

そんなことを意識せず、
”出し惜しみ”などをしていたら、
続いたかも知れない、生み出されていたかも知れない可能性が、
潰えてしまうことになりうるのです。

全力を出して、続かないのならまだしも、
全力で出していたら未来につながっていたのに、
そうならなかったときほど、後悔することはない、

と思うのです。

■また、他にも常にアウトプットで、
自分の持ちうるもの(情報・知識)を放出し続けると、
どんどん新しい価値を装填しなければならなくなります。

「”出し惜しみ”ではなく、”出し尽くす”」

ことにより、自分の中にも知識や経験という、無形の資産が貯まっていくのです。

そして、その無形の価値、資源が、
自分の”人生のチャンス”を増大させてくれ、
ますます多くの機会を自分に提供してくれる、

そのように思います。


■まとめますと、

1,「人生のチャンス」はどこに転がっているかわからない

2,人との出会いは、一瞬一瞬が続くかどうかの”分水嶺”である

3、「出し尽くすこと」で自分の能力が、更に磨かれる

ということになります。

ゆえに、


【いついかなる時でも、”出し惜しみ”をしないこと】


です。

持ちうるものを、最大限、投下すること。
出し尽くすこと。

そして、このことこそが次へ繋がり、
または花咲かじいさんのごとく、誰かへと価値が伝わり、
自らの”人生のチャンス”を増大させてくれることに繋がる、


【”人生のチャンス”を最大化したいのであれば、「出し惜しみ」をしないこと】


そんなことを思った次第です。

最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>

機会はどの場所にもある。
釣り針を垂れて常に用意せよ。
釣れまいと思うところに常に魚あり。

オウディウス(古代ローマの詩人)
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