メールマガジン バックナンバー

2171号 2020年1月31日

「ちょっとドキドキする挑戦」が自分に世界の広さを見せてくれる

(本日のお話 1998字/読了時間3分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は1件のアポイント。

ならびに、1件の、
「7つの習慣」社内展開のための、
コンサルティングの実施でした。



さて、本日のお話です。

今、カナダのトロントに来ております。
カナダでは現在1月30日の20時30分。

飛行場を降りてすぐに「Uber」の乗り場があったり、

15年前タイに一人旅をしたときと違って、
スマホもどこでも繋がっていたり、

あるいは、カナダ自体が、
白人、黒人、アジア人とものすごい多様性で
色々と刺激となっております。

そんな中、明日から、
私の個人的なチャレンジである、
「カナダでコーチング研修を受けるプロジェクト(?)」
が始まります。

今回、そのプロセスの中で、
改めて感じていることは

「新しいことはやってみるべきだ!」

という湧き上がる感覚でございます。

本日はこのお話について、
思うところをご共有させていただきたいと思います。


タイトルは、


【「ちょっとドキドキする挑戦」が自分に世界の広さを見せてくれる】


それでは、どうぞ。


■「英語だ、英語だ、勉強しなきゃ!」
としばらく前からメルマガで言っております。

オリンピックもあり、
世の中が英会話ブームで踊り続ける中、
私もその波に乗っているようです。


■ちなみに、私、
「完全なる英語圏」に行くのは、

高校の時、アメリカのディズニーワールドに
家族旅行で行って以来、20年ぶりです。

散々、英語塾にお金を投入(散財?)しておきながら、
なぜ西洋国家を避けてきたかというと、

“ネイティブなものすごく流暢な「rの発音」が苦手”

、、、というのもさることながら、
一言で言えば、ビビっておりました。

ネイティブの人に、DMM英会話でも、
ぶわーっと話されて、しかし何度も聞き直すのも気まずいから
微笑んで頷く。そして25分終了。

というのがなんとも切ない気持ちになるのです。

ゆえに、そんな気持ちを敢えてできない、と
ビビっておりました。。


■自分も振り返って思うのですが、
多くの大人は、様々な経験をすると、

「傷ついた痛みの味」

を知っていきます。

それは、

・人間関係の痛み、
・挑戦して失敗したときの痛み、
・自分の意志を貫こうとして潰された痛み、
・恥をかいて狼狽した痛み

など、でしょう。

ただ、そういった痛みは、
想像できない道の領域に足を突っ込んだ、
時に起こることもままあります。

■ゆえに、

「自分からわざわざダメージを受けそうな、
 未知の領域には足を突っ込まない」

となるのではないか、
そのようにも思っております。


■人は「予測できる毎日」こそが、
安心できて、好きなものです。
それは、生物としての本能です。

だから安定の方が幸せ。
変わらぬ毎日が良い。

それ自体を否定するつもりは、ありません。
私もそうです。

ただ、時に「予測できる毎日」の繰り返しとは、
「視野の狭さ」にも繋がります。


■視野が広がるのは、
「自分が未知の領域」との出会いであり、
それは自分の中での、

「ドキドキするような挑戦」

も伴うものでしょう。

しかし、見知らぬ世界のドキドキ感こそが、

自分の気持ちを常に新鮮でいさせてくれるし
同時に、自分は無知で、未熟で、
学ぶことはいくらでもあるのだというように、
自分の視野も広げてくれるのでしょう。


■小さいころは、
「知っていること」より、
「知らないこと」の方がずっとずっと、
多いものでした。

だから、体当たりで、
少しずつ世界を広げていきました。


・はじめてのお使い、
・はじめての自転車
・はじめてバスにのる
・はじめての一人旅

、、、些細なことに見えるけれど、
その時の本人にとっては「大冒険」でした。

でもその”本人にとっての大冒険”の積み重ねを、
人は「学び」とか「成長」と呼ぶのでしょう。


■大人になると、
ある程度わかった気になります。

仕事もして、リズムも出来て、
人とのコミュニケーションもできる。

そうすると、本当は世界の解像度を
粗くしか捉えておらず、本当は世界のことなど
全然わかっていないにもかかわらず、

「まあ、そんなもんだよね」
「世の中ってこういうもの」
「仕事ってこういうもの」

と視点が固まってしまいがちかもしれません。

それで100%満足ならまだしも、
どこかにもっと期待している自分がいるならば、
現状維持は停滞を意味しますし、
歩みを進める事が大事なのでしょう。

■小さくとも、

「ちょっとドキドキする挑戦」

を積み重ねること。

人から見たら、
「そんなの普通だよ」とか
「すごいよね」とか、
そんなにはどうでもよくて、

『自分にとってのドキドキする挑戦』

を大事にすることが、
人生を楽しむためにも、
とても大事なことではなかろうか。

それで視野が広がっていくし、
世界が面白く見えてくるのだろう、
そんなことを思っております。


ゆえに、ちょっとドキドキする挑戦に、
「一歩踏み出す勇気」が大事、という意味を込めて、

「カレッジ」(courage=勇気)

という社名にしております。

私も社名に負けないよう、
たとえ英語があまり喋れずとも、
積極的に、果敢に発言したいと思います。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>
学べば学ぶほど、
自分が何も知らなかった事に気づく。
気づけば気づくほどまた学びたくなる。

アインシュタイン(理論物理学者/1879-1955)

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