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2326号 2020年7月3日

最近の「News Picks」は実に面白い

(本日のお話 2515字/読了時間4分)

■こんにちは。紀藤です。

昨日は5件のアポイント。
夜は10キロのランニング&読書。



また、先日ご案内しておりました、

「ミッション探求ワークショップ」

ですが、おかげさまで締切となりました。

お申し込みいただきました皆さま、
誠にありがとうございました!

■さて、本日のお話です。

最近、『News Picks』という
Webメディアを見ることが多いのですが、
大変勉強になっております。

今日はこの動画を視聴しつつ感じた
「情報収集のポイント」について
思うところを皆さまに
ご共有させていただければと思います。

タイトルは、

【最近の「News Picks」は実に面白い】

それでは、どうぞ。

■私の周りの活躍している友人、知人が、

「最近、News Picks良いメディアになったよね」

と言っているのを耳にしました。

前は、見てもいない会員費を垂れ流しにするという、
なんともありがちなサブスクの罠にはまっていましたが

有料会員での登録を復活し、
最近、結構見るようにしています。

そして、実際に、
実にも面白く、ためになり、
かつ仕事でも役に立っていると思うのです。

特に、お客様との
情報交換の際などはそう。

■ちなみに
『News Picks』と連呼していますが、
それはなんぞや?

という方もいらっしゃるかと思います。

以下、News Picksの説明です。
ネットの情報を整理してみました。

(ここから)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【News Picks(ニューズピックス)の特徴】

<厳選された経済ニュースをまとめ読み>
ハーバードビジネスレビュー、ブルームバーグ、
MITテクノロジーレビュー、ダイヤモンド・オンライン、
ウォール・ストリート・ジャーナルなど90以上のメディアからニュースを厳選してお届け。

「ビジネス」「テクノロジー」「政治・経済」
「金融・マーケット」「教育、スポーツ」など、幅広いトピックを網羅。

【ユーザー情報】
・高年収のビジネスユーザーにアプローチ可
・男女比率 7:3
・25〜44歳が70%
・年収700万円以上が約30%

【会員数】
・470万人
・月額1,500円の有料会員 約10万人

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

というメディアだそうです。

■全くの個人的な感覚としては

”きらきらビジネスパーソンが
読んでそうなメディア”
(IT、スタートアップ、コンサルのような
可能性にあふれる賢そうな方々)

というイメージで、

地味めな私としては
ちょっと引いていたところがありましたが、

最近見ると、本当に
勉強になるわけです。

■例えば、です。

昨日視聴した、

===================
WEEKLY OCHIAI
【落合陽一】日本企業を”大改革”せよ
===================

という番組では、
またゲストがすごい。

・富田和彦氏
(経営共創基盤CEO、パナソニック社外取締役
『コロナショックサバイバル』の著者)

・宮田裕章氏
(慶應義塾大学 医学部医療政策・管理学教授
専門がデータサイエンス。切れ味鋭い方)

・安宅和人氏
(ベストセラー『シン・ニホン』の著者。
ヤフー株式会社 チーフストラテジーオフィサー)

・及川美紀氏
(ポーラ 代表取締役社長)

などをゲストに呼び、

「今の日本の問題点を、
各業界の実務家・識者がどのように見ているのか?」

を80分わたり、語り合っています。

■そして、これがとても面白い。

そもそも、世の中の先端で、
政府の有識者会議などで語る人々が
何を語り合うのか。

何が根本的な問題で、
その中で我々は何を選べば
生き残りの可能性が高まるのか。

未来をどう見ているのか。
組織はどうなればよいのか。

そんな事を考えさせてくれて、
かつ聡明な人が、モヤッとした課題を
適切な比喩と、豊富な語彙、
秀逸な要素分解で見える化してくれます。

「普通、こういった人たちの話は
絶対に聞けないよな、、、」

とプレミア感を感じ、
非常に面白いな、と感じたのです。

※ちなみに上記の番組では、

・膨大な中間管理職という、
年収1000万、1500万の給与をもらっている人は
実際は、なかなか価値の証明が難しい。

そして経済的に厳しくなると
一番のリストラ対象になるのは、
この中間管理職の人々になるという現状。

・しかしその中間管理職の多くは、
リーダーとして以下2つ以上できていないと、
価値がない、と言える。

1、課題解決する
2、いい人を採用し、育てる
3、パートナー(お客様)と仲良くなる

4,外の人とつなぐ
5,変化を起こす

・しかし、上記の5つのうち
1つもできていない管理職、実は70%くらいいる
さて、自分達の企業ではどうだろうか?

など語られていました。

これも、既存の問題を、
識者が捉えた”新しい参照枠”として
得ることができるものです。

そして、そこに価値があると感じます。

■もちろんこの類の
メディアの好き嫌いがあります。

ある意味、近い話は
別のメディアでも見られるのかもしれません。

ただ、
かつ今をときめく意識が高い
ビジネスパーソンが見ているメディアとして、

かつ予算をかけ、著名なゲストを呼び、
質が高い番組を配信し、見ているのは、

有料会員の、

「たった10万人」

なわけです。

■別に、NewsPicksの回し者でもなんでもないですし、

それを見ているから偉いとか、
すごいとかないと思いますが、

ただ、上記のゲストのような話を
集めている情報源にアクセスしているか、
そうでないかは、

それだけで

・自分が持つ見識の広さ、
・思考の深さ
・世界を捉える目線の多様さ
などに影響を与え、
差別化にもなり得るのでは、、、

とも思うのです。

■自分で思いつくアイデアなど
たかだか知れています。

私もお客様と情報交換するときに
「私はこう思うのですよね」と話をして

「へえー」
「そうなんですね!」

と言われる話は、
大体渡しの場合、自分で思いついたものではなく、
先を言っている各業界の論者の話を
そのままパクって持ってきた時に、
そのリアクションになります。

(私のような)凡人は
賢い方の話をお借りして、
そこに付け足すというのが、
賢い情報収集の戦略ではないか、

とすら思っております。

■今の世の中は、大変便利。

ポイントは、

「良質な情報をまとめて
わかりやすく伝えてくれる場所」

に自分がアクセスできていることです。

■情報は開かれているとはいえ、
人は自分が好きなメディアを
同じ領域でぐるぐると周遊するもの。

ただ、良質な情報源は
自分が知らない他の場所に
ひっそりとある可能性もある。

その一つは個人的に
『News Picks』の有料会員の情報は
含まれているように思います。

その他、

Youtube大学でも
News Picksでも
Economistでも
なんでもよいですが、

「良質な情報をまとめて
わかりやすく伝えてくれる場所」

を探し続け、

”周りの情報通、あるいは深い思考をしている人が
どんなメディアを見ているのか?”

にアンテナを立てておくことは、

自分の未来を見通し、
思索を深め、リスクを避ける上でも
とても重要なことではなかろうか、

と思う次第です。

、、、という、いちユーザーの声でした。

でもNews Picksは
キラキラしていると感じるので
ちょっと苦手です(笑)

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<本日の名言>

もし、私がより遠くをみているとしたら、
それは、先人の肩の上に立っているからです。

アイザック・ニュートン(イギリスの自然学哲学者/1642-1727)

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