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2609号 2021年4月12日

25年ぶりに、ピアノ教室に通い始めました

(本日のお話 2201文字/読了時間3分)

■おはようございます。紀藤です。

昨日日曜日は、朝8:00から
大学院のプロジェクトの打ち合わせ、

その後に、最近入会した
ピアノ教室に行ってきました。

ちなみに興味深いのが、

その先生はバリバリの音大を卒業された後、
ピアノの先生など音楽関連の仕事ではなく、

「民間のIT企業」に就職されたそう。
平日はテレワークでDX関連のお仕事をしている、

そうな。

そして、休日は専攻していた
ピアノを教えているとのこと。

お若い先生なのですが、
「自分のスキルをいくつも活用して、働く」
という時代を感じた日曜日でした。



さて、本日のお話です。

冒頭からピアノを習い始めた
お話をいたしましたが、

今日はこのピアノ関連をテーマに
お話をさせていただきたいと思います。

「なぜわざわざピアノを今
習おうと思ったのか?」

このことは、個人的に、

学びと人生の幸福度を高める観点から、
真面目に考えた、

と思っております。

ということで、早速まいりましょう!

タイトルは、

【25年ぶりに、ピアノ教室に通い始めました】

それでは、どうぞ。

■私(紀藤)は、小学生の頃、
ピアノを習っていました。

まあ、ピアノはポピュラーな
習い事なので、同じような方も
少なくないのではないかと。

出身の愛知県岡崎市にて
自宅の隣の隣のお家の娘さんが、

音大生でありピアノ教室をやっている、

とのことで、何の縁あってか、
通い始めることに。

■まあ、例にもれず子
供の習い事というのは

基本的に楽しくないもの、
義務感のようなものがあって
(私だけですかね)

できれば行きたくないし、
ピアノの練習なぞ、全くしてませんでした。

男子なのに、ピアノとか
なよなよしている、、、

と思われるのもどこか恐れていましたし。

■ゆえに、家にあるピアノは、

ピアノではなくてキーボードだったし

(通常ピアノは鍵盤の数が88鍵。
キーボードは61鍵しかない)

ゆえに、クラシック曲は弾けないし
鍵盤の重さもないし、ペダルもないし
強弱もつけられない、

という環境下で、
ダラダラとピアノ(というかキーボード)を弾き、

さして上達もしないまま
数年が経ち、そして辞めました。

■ただ「入り口を知っている」というのは、
なんだかんだ大きいもの。

高校生の時に、河村隆一なる
ミュージシャンがピアノ曲で
かっこよさげに歌っているのを見て、

「ピアノ、いいじゃん!」

と思い、再開をしました。

弾いたことで特に
モテることはありませんでしたが、
再開するきっかけになりました。

そして、また辞めました(苦笑)

■そして、時を経て

リモートワークが加速する中で
家で過ごすことが増えてきました。

そうすると、
移動時間がなくなるので、
自宅での時間が増えます。

すると、
仕事と仕事の間のちょっとした休憩を
どのように有効に使うか…

も考えるようになりました。



例えば、オフィスで働いていたときは、

そもそもモノがないのでちょっと散歩、

あるいはスマフォをいじって
なにかするくらいでした。

自宅がオフィス化すると、
色々選択肢が増えるので、
もうひと工夫したくなります。

■そこでふと考えます。

『自宅での隙間時間をどのように過ごすと、
短期・長期の両面で幸福度を高めるのか?』

そんな問いを、
大真面目に考えてみました。

10分あったら、何をするか?

、、、

YouTubeみる?

いやいや、そんなのを見たら
延々、面白そうなレコメンドをされて、
動画の沼に絡め取られてしまう。

自分のプラスになるわけではない。
(面白いし、見てしまうがゆえに)

SNSをみる?

それもよいけど、
みんなキラキラしているし、
これも意識しすぎると
時間をとられすぎてしまうしなあ。

本を読む?

いいんだけど、疲れているときは
目も頭も使うから、結構しんどいなあ。。。

と思います。

■その中で「!」と
思いつきました。

それが、

”息抜きとしてのピアノ”

でした。

指の練習曲は10分くらい。

指の体操にもなる。

指と脳は密接に繋がっているということで
脳にも良い影響があるし、実際スッキリする。

同時に、自分が歳を重ねてもできる
良い趣味を維持・向上させられる。

感性も磨けそうだし、
これはとてもよさそうだぞ…、

”合理的に”考えて、
これはいい、実に良い、、、と思い、

半年くらい前から
新しく電子ピアノを買って粛々と弾く、

、、、そんな日々を

仕事や大学院受験や
子育て(家事)の合間に行っていました。

自己満足感が高まり
幸福感もそれなりに高まっておりました。

■そして、今回

「ピアノ教室」に行こうと思ったのは、

ピアノを触っている
時間の質を最大化させる、

というま思いからです。



ちょっと話が脇道にそれますが

世界4,000万部のベストセラー『7つの習慣』では
人生を逓増させていくためには、

”「今すぐにする必要はないが、重要なこと」を行うべし”
(=『第ニ領域』といいます)

と説きました。

■『第ニ領域』とは、

・人間関係を磨く
(例:家族との交流、友人関係を維持する、職場の関係を大事にする等)

・身体を磨く、
(例:健康診断、定期的に運動をする、よい食事習慣をつくる等)

・知性を磨く
(例:勉強して見識を広げる、本を読む、自分の専門分野で資格を取る等)

・精神的を磨く、
(例:定期的なリラックス、芸術に触れ感性を磨く、マインドフルネス等)

などの4つの側面を磨くことが
含まれたりします。

※より詳しくはこちら↓↓
「時間管理のマトリクス」ってなんだ?
https://www.courage-sapuri.jp/backnumber/9479/

■私のピアノの話で言えば、

”ピアノを弾く”行為は
私の人生における、

「知性を磨く」
(=教養を鍛える、脳トレ)

「精神を磨く」
(=リラックス、ストレス解消)

という役割にあたります。

■そうしたときに
上記のリズムをより高めていこう、

その仕組を作っていこうということで

1)他者を巻き込んだ目標

2)適切なフィードバックの機会

3)日々の練習

の仕組みづくりとして
ピアノ教室に入会をしたのでした。

2週間に1回。
徒歩5分で45分のレッスンなので、
それくらいであれば時間も取れます。

投資対効果としては十分!

と思ったのでした。

■皆様も、日々お忙しい中で、

限りある時間を
どのように豊かに使うのか?

は気になるテーマではないではないか、
と思います。

そのときに、

「何が自分にとって幸福度を高める
時間の使い方か?」

を考えることで、

一石二鳥、三鳥、四鳥を狙える
素敵な時間の使い方もできるようなる
アイデアが見つかるかもしれません。

今回の話は、私の例ではありますが、
そんなことをピアノ教室を通じて考えた次第です。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>

生物は、変化しうるがゆえの安定なのである。

シャルル・ロベール・リシェ(フランスの生理学者/1850-1935)

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