「やり切ること」がもたらす価値
(今日のお話 1545字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は3件のアポイント。
営業研修、7つの習慣フォローアップコースなどについて、
打ち合わせでした。
さて、最近読んだ本で
『もうこれで英語に挫折しない』(著:赤羽雄二)
という本を読み、改めて続けること、
続け切ることの難しさを痛感しております。
そんな中、また別の、
著名な学者が実施したあるプレゼンにおいて、
「やり切ることがもたらす価値」
について、「なるほどな」と思うとともに、
勇気付けられるお話を見つけましたので、
皆様にご共有させていただきたいと思います。
それでは、どうぞ。
■自分で言うのもあれですが、
ずっと前から英語塾やら何やらと言いながら、
なかなか進歩しておりません(汗)
と、いうのも、
やリ始めるも、忙しくなり中断し、
また別の何か緊急案件が入り中断し、
そんなことを繰り返して、
細々と何とか続けているものの、
一進一退を続けている日々。
だから、華々しく、
「3ヶ月でTOEIC100点アップ!」
を夢見つつ、現実は甘くない、
そんなことを繰り返している状態です。
■きっと私だけではない(と信じたいの)ですが
このように、イマイチ燃えきらず、
成長実感を得られない期間が続くと、
「果たして自分には
◯◯(英語とか)というものが
向いてないのではなかろうか」
と、
”自分の才能のなさ”
のせいにしてしまう、
そんなことが
しばしばあるのでないか、と思います。
自分にもう少し要領があったら、
自分にもう少し才能があったら、
と考えてしまう、
そんなイメージでしょうか。
■しかし、
ペンシルベニア大学の心理学部教授で、
女性のアンジェラ・ダックワースという方が、
「TED」というプレゼンイベントで
こんな話を伝えていたのを目にしました。
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アンジェラ・リー・ダックワース
「成功のカギは、やり抜く力」 | TED Talk | TED.com
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このアンジェラが主張していたのは、
・結局、短期でなく長期でやり遂げる人が勝つ
・諦めない人が勝つ
・”才能”よりも、”粘り強さ”
これこそが、才能を超えて
『「成功」にとって重要な要因である』
ということでした。
■例えば、彼女は
”傾斜をつけた、かなりキツイ坂道を走らせる”
という実験をやったそうです。
1分くらいで走るのを諦めた人と、
5分、キツくとも走りきった人、
その結果がわかれました。
そして、これらのグループの人を
(諦めた人 と 諦めなかった人)
経年で比べて、
その年収や社会的な地位などを追いかけたそうです。
すると面白いことに、
走るスピードや体力など、
”才能”のあるなしではなく、
【キツイ時に止めず、粘れたかどうか】
が、その人の将来に
大きな影響を与えていた、
ということがわかったそうです。
■私たちは、ともすると、
「彼/彼女は才能があるから」
「あの人の状況は恵まれていたから」
と、境遇や才能に答えを求めたり、
「努力より、タイミング」
「頑張っても、報われるとは限らない」
と、自分が出来る行動を、
軽視してしまう、
そんなことを、
時に思いがちかもしれません。
しかしながら、
心理学者のアンジェラ言うように、
「やり抜く力」があれば、長期的には勝てるのです。
すなわち、
”どんなへたっぴでも、
思いを持ち、継続し続けることができれば、
超一流とは言わずとも、一流には至ることはできる”
ということ。
■私たちの人生はマラソンに例えられます。
仕事でも趣味でも、
あらゆる道において、
長い長いマラソンを走っているのでしょう。
不器用でも、思いを持って
やり続けることかできれば、
そのうち1人走るのを辞め、
2人走るのを辞め、3人辞め、
いずれ自分は、
”続けているだけで価値を発揮する”
そんな時がくるのかもしれません。
何があってもやり続ける。
何があってもやり遂げる。
人生は、長期戦です。
このことを今一度胸に刻んで、
日々歩むことが大切だろうな、
そんな思いを新たにした次第です。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
本日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。