今週の一冊『一度しかない人生を「どう生きるか」がわかる100年カレンダー』
(本日のお話 2385字/読了時間3分)
■おはようございます。紀藤です。
三連休は、茨城の(妻の)実家に来ております。
東京はまだまだ十分暖かいのに
茨城はすでに朝晩が肌寒く、
みかんを買って食べたら、冬の匂いがしました。
季節が巡るのは本当に早いですね。
その他、10kmのランニング。
*
さて、本日のお話です。
毎週日曜日は、お勧めの一冊をご紹介する
「今週の一冊」のコーナー。
今週の一冊は
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『一度しかない人生を「どう生きるか」がわかる100年カレンダー』
大住 力 (著)
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です。
■私ごとではありますが、
4年前から、自分のデスクの前に
「100年カレンダー」
を貼るようになりました。
(※コレなかなかお勧めなのですが
自分の生まれ年から始まる一枚のカレンダーが
Amazonに売っています
↓↓
https://amzn.asia/d/bIiqpSy
大きさは、A3を6つくらい重ねた大きさでしょうか。
100年のカレンダーが全部見える優れもの?です)
■個人的に、
こうした100年カレンダーを見ながら
自分の今の年齢と、
これから5年後、10年後を見比べて、
「これからどうなっていくのかな」
「自分はどうしていきたいのかな」
と椅子の背に体重を預けて
ぼんやり考えるのが好きなのです。
■「100年」という時間軸の中で
自分の立ち位置を見ると、
・子供(現在2歳)と一緒に遊べるのは、
あと10年(2033年くらい)なのかなあ、
とか
・親のもとに行って、団らんを過ごせるのは
もう10数年なのかもしれないな(2035年)
とか、
・あと10年で仕事を含めて、
社会と関わる中で何を残していきたいんだろうか、
自分は今のような形で満足なのだろうか、
など、
これまで歩んできた過去、そして
これからの未来に目を向けてみると、
”自分がほんとうに大切にしたいなにか”
に意識が向くように思えるのです。
■さて、
そんな100年なる時間を俯瞰して
大切な事を見つけるワークを
一つのワークブックとして
まとめた本を偶然見つけました。
それが、まさに本日ご紹介の一冊
『一度しかない人生を「どう生きるか」がわかる100年カレンダー』
でございます。
(ちなみに、Kindle Unlimitedで無料レンタルができます!)
■この本は、
元ディズニーリゾートで
人材育成の仕事をされていた著者が、
”人生100年時代に、
「ここから、どう生きるか」を考え、発見し、
踏み出すことができること”
を目指して生まれた、と紹介があります。
本を見てみると、
こんな出だしから始まります。
以下、本の紹介より引用いたします。
(ここから)
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行きたいところには、すべて行った。
会いたい人には、すべて会った。
考えられるすべてのアイデアを出し切り、かたちにし、成果を出した。
思う存分笑って、楽しんだ。
忘れたくない一瞬一瞬を、すべて味わい尽くした。
ワクワクすること、ドキドキすることは、すべて体験しつくした。
見たいものは、すべて見た。
乗り越えたいもの、解決したいことは、すべて成し遂げた。
大切な人には、どんなに大切に思っているかをすべて伝えた。
心残りは、ひとつもない。
何も後悔することはない。
すべてやりきった。
一度きりの人生のすべての時間を、
思う存分生きつくしたと、心から言い切れるように生きるために、
それを実現するために、いま、何をすべきでしょうか?
命がつきる最後の日まで、
どのようなことに時間を使い、
情熱を燃やし、何者として生きるのか?
※Amazon本の紹介から一部引用
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(ここまで)
■まっすぐなメッセージです。
ゆえに、考えさせられます。
自分は、そのような選択肢を、
行っているだろうか。。。
そんなの時間的にも状況的にも無理だし、、、と
諦めてはいないだろうか。
会社のこと、家庭のこと
人間関係のこと、、、
気になることもあります。
何かをしようとしても
誰かの目を気にしたり、
遠慮をしたり、
失敗するのが怖くて踏み出せなかったり、
そうした不安や恐れも、考えることもあります。
■しかし自分の人生の軌跡を投影させた
「100年カレンダー」を見てみると、
「誰かの欲求に応えて生きるだけじゃ
もったいないのでは??」
「自分はどう生きたいのか?
それを形にできているのか?」
という
自らの根本的な価値観や欲求に
目を向けさせられるような
そんな気もするのでした。
■上記の問いの続きに、
本書ではこのように紹介文が続きます。
**
この本は、(上記の問いについて)
その答えを探す海図だと思ってください。
人生100年時代に、
過去、今、未来をつなげる約200年分(1930年~2131年)のカレンダーと、
たくさんの問いとワークで、あなただけの「100年カレンダー」をつくってみませんか?
**
とのこと。
■書籍の中では、多くの問いが紹介されます。
たとえば、
・自分が生まれたときのこと
(自分の原点を探しにいく)
・歴史に名を残した人物がその人生を終えた時間と
自分の生きている時間を重ね合わせる
(坂本龍馬31歳、ジョン・F・ケネディ46歳など)
・自分の生まれた日に注目し、人生を承認していく
(誕生日に◯をつけていく)
・健康寿命に◯をつけて、
「残りの使える時間を意識」していく
(男性72歳、女性74歳)
・「過去所属してきた拠点、所属」を考える
・「人生の思い出深い出来事」をマークしていく
(転職、結婚、出会い、別れ、昇進、成功など)
・人生の6つのエレメントから何にリソースを割いているか、
割いていきたいかを考える
(仕事、家族・人間関係、お金、身体・健康、学び・勉強、趣味など)
・「欲しかったもの」を認めること
・これまでの出会いを振り返る
・お金をかけてきたものを振り返る、
etc、、、。
それらのワークを通じて
100年カレンダーを彩ることで、
自分にとっての軸や方向性を見つけるきっかけになる書籍、
そのように感じたのでした。
■こうしたワーク、
正直なところ、割と面倒くさい(苦笑)
と感じてしまうこともありますが
実際にやってみると、
大切なものを改めて認識できたり、
なにかに踏み出すエネルギーが
湧き上がってくるのを感じるものです。
改めて私も書籍を読みながら、
久しぶりにこうしたワークやってみたいな、
(いや、やってみよう!)
と感じた次第でございました。
100年カレンダーも、よろしければぜひ!
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<今週の一冊>
『一度しかない人生を「どう生きるか」がわかる100年カレンダー』
大住 力 (著)
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