メールマガジン バックナンバー

332号 2014年7月14日

「選ぶ」という、シンプルかつ、パワフルな能力

■おはようございます。紀藤です。

7月10日に、『まんがでわかる7つの習慣 2』 が発売になりました。

『まんがでわかる7つの習慣』は
発売からは半年で65万部を突破する
メガヒットを記録しましたが、その続編です。

手前味噌ながら・・・とても面白いです!
(第一巻を超える、と個人的には思っています)

よろしければ、ぜひ読んでみて下さいね。

■さて、今日はある本から、
【選択の自由】について考えさせられる言葉がありましたので、
皆さまに一つ、共有したいと思います。

以下、引用です。


参考:「この世で一番の奇跡」/著・オグ・マンディーノ

憎むより、愛することを選びなさい。

泣くより、笑うことを選びなさい。

破壊するより、創造することを選びなさい。

あきらめるより、忍耐することを選びなさい。

人のうわさ話をするより、褒めることを選びなさい。

傷つけることより、癒すことを選びなさい。

盗むより、あたえることを選びなさい。

ぐずぐずすることより、行動することを選びなさい。

堕落するより、成長することを選びなさい。

呪うより、祈ることを選びなさい。

死ぬより、生きることを選びなさい。


■この話で特徴的なのが、
あくまでも、

「選びなさい」

と一貫して言っていることです。

すなわち、別の見方をすれば、
誰もが「選ぶことができる」ことが、前提となっています。

「私たちは選ぶことができる」。

実は、これと同じことを「7つの習慣」でも言われています。

「第一の習慣 主体性である」をできる人は、

【刺激と反応の間にスペースを空けることが出来る】

という表現で、そのことをお伝えしています。


■少しわかりづらいので具体的にお伝えすると、
例えば、

「仕事で嫌なことがあった」
「同僚に腹が立つ事を言われた」

などの『刺激』があったときに、
特に意識しなければ、すぐに、

「腹が立つ。あの人は嫌い、もう話さない」
(※だって仕方ないじゃないか、腹が立つんだもん)

という『反応』をしてしまう人がいる、としましょう。


■しかしながら、上に述べた言葉のように、
「人は選ぶ力がある」、と考えてみます。

「仕事で嫌なことがあった」
「同僚に腹が立つ事を言われた」

などの『刺激』があったときに

「腹が立つ。
 でも、何か自分にも非があったかもしれない」
(※腹が立つけど、言われたことを冷静に考えてみよう)

という、大人な対応、すなわち『反応』をすることも
出来るようになります。

すなわち、同じことが起っても、
自分の捉え方次第で、
「私たちは選ぶことができる」わけです。


■同じ出来事が起こっても、
「怒る人」もいれば、「感謝する人」もいる。

同じ出来事が起こっても、
「あきらめる人」もいれば、「忍耐する人」もいる。

同じ出来事が起こっても、
「憎む人」もいれば、「愛する人」もいる。

そして、どちらに自分がなるのかは、
自分自身の「選択」にかかっている。

簡単なことではありませんが、
少しだけでも、そう考えることができれば、
様々な”刺激”がおこる、日々の生活の中でも、
より前向きに、より積極的に生きられるようになるのではないでしょうか。

結局は自分次第。

そのことを常に、頭に置いておきたいものですね。


今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまにとって、今日も素晴らしい1日になりますように。

【本日の名言】 われわれを人間にするのは、
選択する能力である。

              マデレイン・レングル

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